熊谷守一展 単純化された画法に温かさがあり、生きるよろこびが見えてくる
- 4.5
- 旅行時期:2018/02(約8年前)
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by Donny.papaさん(男性)
神田・神保町 クチコミ:3件
没後40年の熊谷守一展が、3月21日まで開催中です。
日曜日の昼頃に入場、人が少ないです。いつも近代美術館はこんな感じです。
九段下(竹橋)にあるのせいでしょうか? 皆さん、上野に行くのかな。
熊谷は、初期の暗い絵から昭和に入り単純化された、シンプルな色彩の使い方も含めて温かさが感じられるのです。
4人の子供のうち3人をなくすという境遇でも生きるよろこびを持ち続けていたそうです。
猫が好きで、猫の絵が可愛いのと愛しく描かれているのが微笑ましい。
熊谷は一つのデッサンから何枚かの絵を描くのでも知られています。色彩や影の使い方で雰囲気が違う絵を書いています。
正直、彼が世に出た「轢死」よりも後年に書いた単純化されたマチスを彷彿させる絵のほうが好きです。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 4.5
- バリアフリー:
- 5.0
クチコミ投稿日:2018/02/04
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