子供連れ（年齢制限あり）や社員研修によい無料の防災体験施設

4.0
旅行時期：2018/01（約8年前）

池袋クチコミ：4件

池袋西口、東京芸術劇場の通りを少し南へ行った池袋警察署の隣にあります。
消防署と同じ建物でもあります。
防災館があるのは、４階。
入って左手のエレベーターで４階まで行きます。

防災館では火災や地震などの各種災害が、無料で疑似体験ができます。
昼間に訪れたところ、お客さんが少ないということで、基本メニューだけだったら、いきなり訪れても特に予約なしでも疑似体験できました。
受付で名前や人数を記入し、無料のコインロッカーに上着や余計な荷物をしまい、動きやすい恰好になります。
消火、煙中避難、地震の３つの体験コースを1時間近くかけて体験しました。
一緒に回るお客さんの人数にもよりますが、意外と時間を食うので、後の予定には余裕をもって臨むとよさそうです。

消火では実際に消火器から水を噴射し、映像の火に向けてかけます。
煙中避難では、迷路のような数部屋の模擬ハウスの中を、低姿勢で抜けていきます。
地震体験では、テーブルなどが置かれた起震台の上にのって、震度６弱の揺れ（横揺れのみ）を体験しました。

小さなお子さんや社員研修などにぴったりで、訪れた時も小さな子供をつれた家族連れが体験していました。
ただし、一部のコーナーは3歳以上からなど、年齢制限があるほか、ぜん息の人や心臓ペースメーカーをした人などの制限があります。

また、体験中、水を使いますが、ふざけて変な方向へかけなければ水で汚れることはありません。
煙は、どこか甘く焦げ臭い香りで、通常の煙のように、服にニオイが染み付くようなことはありません。
体にもほとんど無害とのことです。
地震では、テーブルの下にもぐるので、ズボンスタイルの方がよいですが、膝をつくので、下の方が揺れで擦れたり汚れたりするかもしれません。

体験のほかにも展示や、防災用具の販売などもあり、見るだけでも楽しめる施設ですが、折角なら体験までしていった方が、後の充実感が全く違います。
なお、近くのサンシャインシティ―で毎年行われる”ぎゅっと防災博！”に合わせて訪れましたが、防災博に比べ、体験設備の規模は充実しているものの、防災博にあったようなVR（バーチャルリアリティー）地震体験など、従来の設備はそのままで、更に近代化した設備が導入されるとよいなと思いました。