花崗岩で飾られた司法の頂き
- 3.5
- 旅行時期:2017/11(約8年前)
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by jmleedoさん(男性)
霞ヶ関・永田町 クチコミ:5件
最高裁判所庁舎は、桜田濠と内堀通りを挟んで皇居に面し、外壁を花崗岩で装飾した特徴的な建物で、日本の司法の頂点に聳え立っている。
1966年に現庁舎の建設が決定し、隣接した敷地にある国立劇場とともにデザインが公募され、岡田新一の案が最優秀作品として採用されることとなった。校倉造を模した国立劇場、そしてこの最高裁判所と、いずれも特徴ある建物が、同時期にしかも国家機関の建物として出現したことは非常に興味深い。
法廷等内部の見学も出来るようだが、スケジュールの都合上外観を仰ぎ見ただけであった。とはいえ、花崗岩の凹凸や色合いが風格を醸し出している外観を見るだけでも、十分価値のあるものだと思う。
庁舎全体は7つの棟から成り、それぞれの建物自体も複雑な形態をしているため、(自分はしていないが)外周を歩きながら眺めれば場所によって違った姿が現れるのだろう。そういう楽しみ方もあると思った。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2017/11/08
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