灯台建設に人生を捧げた郷土の偉人
- 3.5
- 旅行時期:2017/04(約9年前)
-
-
by masa8982さん(男性)
小倉・北九州市中心部 クチコミ:9件
勝山公園内にひっそりと建っている顕彰碑です。県道63号から道路沿いの石垣を見上げると、なにやら櫓のようなものが立っているのが見えると思います。そちらがこの顕彰碑です。
元々小倉沖は海の難所と言われていたそうで、海難事故が絶えなかったそうです。幕末の頃、岩松助左衛門という庄屋がこの状況を改善しようと灯台建設を思い立ち、私財を投じて灯台建設を行ったそうです。残念ながら、岩松翁は灯台完成前に死去されましたが、工事は明治新政府に引き継がれ、無事に竣工されました。現在でも利用されており、海難事故を防いでいます。地元の方からの崇敬は篤い様で、今でも灯台の清掃が実施されているそうです。
こちらの顕彰碑は、岩松翁が元々考えていた灯台の形になっているそうです。何となくですが、現代の灯台ものっぺりしたものではなく、こういう形にすれば良いのに、と思ってしまいます。実用的では無いのかもしれませんが。
観光地ではありませんが、郷土の偉人の遺徳を偲ぶ、良い顕彰碑だと思います。
- 施設の満足度
-
3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2017/04/22
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する