今、そこにある、ロシア
- 3.5
- 旅行時期:2017/02(約9年前)
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by 菊花さん(女性)
神田・神保町 クチコミ:18件
私「予約をしたいのですが」
ろしあ亭「予約の場合はコースになります」
私「はい、構いません」
ろしあ亭「いつですか?」
私「今週の金曜日、夜7時から、2人です」
ろしあ亭「名前と電話番号をお願いします」
私「菊花です。電話は・・・」
ろしあ亭「コースはお店に来てから決めますね?」
私「はい、お願いします」
と、いうわけで、予約をして金曜の夜に訪問。さて、店に入るぞ!と思ったら、ロシア人らしき店員のお姉さんが店から飛び出して来て隣の郵便局へ駆け込んだ。もしかしてこれはお姉さんが戻るのを待たないと席を案内してもらえないパターンかな?と思ってしばし店の横で様子を見ていると、キャッシュカードを握りしめてお姉さんが店に戻った。え?もしかしてレジのお金をおろして来た?ってか、それ、開店前にやれよ!と思ったが、これもロシアなんだろう。
「2人で予約している菊花ですが」「2階に上がってください」1階はカウンター席が並んでいたが2階はテーブル席がいくつかある。客の入りは8割くらい。厨房から別のロシア人お姉さんが出て来て「そこのテーブルでお願いします」と示された隣のテーブルには、魚の切り身の塩漬けが調理用バットに並べられていた。これが、ロシアか。(本日2度目)
コース料理は3種類から選べたが、我らはシャシリィク(仔羊の串焼き)&アジィカライス(辛めの焼き飯)が付くコースか、それともヤズイック(牛タンのシチュー)が付くコースかで迷い、前者を選択。飲み物は、ウォッカをガツンと飲む勇気はなかったので、ウォッカライムで誤魔化した。
まず、ケタのブリヌィ巻き(ロシア風クレープ?パンケーキ?)を含む前菜とピロシキ。「ロシアにはブリヌィ専用のフライパンがあるんだって!」との友人の話に、ロシア人のブリヌィに対する並々ならぬ愛を感じつつ、ガツガツと前菜を食す。シンプルな美味しさが実によろしい。ピロシキのパン生地がフンワカ・もっちゃりなのも楽しい。
続いてグリビーヴスメターニェ(壷焼きマッシュルームのクリーム煮)。クリーム煮が入った小さな壷は手塚治虫のベレー帽のように被さったパイで蓋がされている。パイの蓋を千切りながらマッシュルームのクリーム煮を味わう。クリーム煮のこってり感が良い。「ロシアは乳製品が豊富なんだって。スーパーとかでも、棚のあっちからこっちまでズラーっとヨーグルト類が並んでるらしいよ」「そりゃあ食べ比べてみなきゃだね」
お次は赤いポテトサラダと牛タン。「え?牛タン、柔らかい?!」「柔らかい・・・ね!」これは、これでアリだ。
そして、いよいよ、ロシアといえばボルシチですよ。「トマトケチャップっぽい味だ」「けど、サワークリームと混じるとまた違った味になるね」ここでも乳製品マジックを垣間見た気がする。
その後、シャシリィク&アジィカライス。友人はちょうど筋のある部分の肉に当たってしまったようだが、肉そのものは柔らかく甘みがあった。面白かったのは「辛めの焼き飯」と書かれていたアジィカライス。確かに、辛い。提供された時は「え?ラム肉より焼き飯の方が量が少ない?ってかこれ、大さじ2杯あるかどうか、だぞ」と思ったのだが、この量で正解なのだ。既にお腹が膨れていることもあるが、激辛好きでないとアジィカライスをごはん茶碗いっぱいは無理だろう。
デザートとロシアンティをニコニコとたいらげて、満腹で店を出た。
- 施設の満足度
-
3.5
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 一人当たり予算:
- 7,500円未満
- 利用形態:
- ディナー
- アクセス:
- 5.0
- 地下鉄神保町駅A7出口より徒歩1分。「スヰートポーヅ 」隣
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- サービス:
- 3.0
- ロシア人らしきお姉さんが淡々と対応
- 雰囲気:
- 3.5
- 料理・味:
- 4.0
クチコミ投稿日:2017/02/04
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