どての品川

グルメ・レストラン

典型的な名古屋の味ならここ！

3.5
旅行時期：2016/10（約8年前）

鶴舞・堀田クチコミ：1件

今日は名古屋市瑞穂区下坂町にある「どての品川」に行ってきました。この立ち飲み屋は、名古屋の居酒屋ガイドブックにはほとんど掲載されている有名な店です。

瑞穂区新瑞橋で商談予定があり、日ごろから「どての品川」行きのチャンスを狙っていたので、商談のアポイントメントを夕方に設定してもらい３０分ぐらいで済ませて、品川に直行しました。家からは遠いので、こんな機会にしかなかなか行くことができません。

名古屋市営地下鉄「堀田」から徒歩で１０分ぐらい北上した、民家と商店が密集する堀田商店街の中に店がありました。店は昭和の雰囲気のレトロな感じで、午後７時には店内は満席で数名が外で立ち飲みをしていました。わたしも外の空いた隙間に身を入れて食べ物を見渡して注文方法に戸惑っていたら、隣の男性が親切に教えてくれました。目の前の２つの鍋の中にあるのは、一方は赤味噌で他方は醤油でした。それぞれの鍋には串に刺したどてが各種煮立っていました。その中から適当に取り出して口に入れると、うまいのなんの、ビールと合って最高の味です。名古屋駅近くの類似店「のんき屋」の味よりもうまいと感じました。日本酒は千代菊しか置いてありませんでしたが、熱燗もおいしく、ますますどてが進みます。

隣の男性は「suna8」というペンネームで飲食店について投稿している人で、いろいろな店の情報を持っていました。彼もこの店のどての味は最高だと言っていました。

会計は、食べた串の数で計算するようで、わたしは串が11本、生ビール1杯、千代菊の熱燗1杯で、2140円と安く上がりました。また来たいと思わせる店でした。

堀田かいわいは40数年ぐらい前にわたしが証券会社勤務の時に担当した客が多くいて、よく訪問した町です。当時の小売店がそのまま残っているものが多く、懐かしく思い出に浸りました。実に40数年ぶりの訪問でした。