いろんな意味で歴史的遺物
- 1.5
- 旅行時期:2014/11(約11年前)
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by 鬼泣斎さん(男性)
日本橋 クチコミ:43件
「三越名人会」を開催している重厚で装飾たっぷりなホール。自分が初めてホール落語というものに足を運んだのが30年以上も前のここだったはず。その頃から既に「ここは遺跡か?」という風情でした。その黴臭さはいまなお、いい言葉を使って言えば「保存」されてます。由緒正しい庶民の出の自分としては気後れするばかりです。
座席の幅、シートピッチ、とぢらも窮屈です。そして実は2階席の方が舞台は観やすく良席だと思います。1階席は傾斜が緩く、前の席のお客さんがかぶります。「三越落語会」はおそらく都内で最も客の年齢層が高く、70代当然80代もちらほら、でしょう。したがって…鑑賞マナーは最も悪いと感じます。ぼそぼそ話をしているご婦人たち、気になります。大きなイビキをかいて寝てるご婦人、気になります。携帯着信音を鳴らしたのは誰でしょう?電源を切れと開演前、仲入後にアナウンスされたんですが。ビニール袋からおやつを取り出してかじるお爺さん、ここは寄席じゃありません。そしてとりわけ気に障るのは、顧客へのサービスを第一義として設けたデパート内の劇場という特殊環境のためなんでしょう、職員も触らぬ神に祟りなし的な雰囲気を醸し出しているところ。自分、忍耐の修練に来ているわけじゃないんです。学生時代の「三越名人会」には緊張感があったと記憶しているのですが。
- 施設の満足度
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1.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.5
クチコミ投稿日:2016/09/27
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