文字通り肩を寄せ合い、演者と客が塊となって毎夜落語を作ってる店
- 3.0
- 旅行時期:2015/12(約10年前)
-
-
by 鬼泣斎さん(男性)
神田・神保町 クチコミ:5件
お盆と年末年始を除けば、ほぼ毎晩、日替わりで、主に若手落語家・講釈師によるなんらかの会が開かれてます。場所は神保町にある神田古書センターの5F。2Fには有名なカレー店・ボンディがあり、また8Fには、ある年代より上の男性の多くが青春の思い出の一コマとしているであろう芳賀書店のある、あのビルです。ビルの裏口から入ってエレベーターで5Fへ。上がると開演を待つお客さんが行列を作っていますが、ロビーなどありませんので、階段を上へ上へと列は繋がっていることでしょう。
店内は狭く、50人も入ればいっぱいです。パイプ椅子がぎっしり並べられ、奥の壁際にはベンチ席。天井は噺家さんたちの手拭で埋め尽くされていて羨ましい。最前列のお客さんと膝がくっつくくらいの位置に高座があります。高座は二段ほど高いので演者と膝がくっつくことはありませんが、唾はかぶります。汗も飛びます。たいがい暑いです。楽屋は上手側のカーテンの内側。ここが店の入口にくっついているため、演芸が始まれば原則として店への出入りは出来ません。いつも思うのですが、いつ噺家は楽屋に出入りしてるんだろう。
毎週火曜日には「火曜会」という定例の会が行われています。これは店の主催なのかな。数名の固定されたメンバーのうちから二人が出演します。毎月最終火曜日はOB会と称して、真打となりメンバーから外れた噺家の出演です。
- 施設の満足度
-
3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 利用形態:
- その他
- アクセス:
- 4.0
- 雰囲気:
- 3.5
クチコミ投稿日:2016/09/22
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する