客と高座の距離が物理的にも心理的にも近い。実はこれ重要。
- 3.5
- 旅行時期:2014/07(約11年前)
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by 鬼泣斎さん(男性)
池袋 クチコミ:7件
昼夜入替なしで木戸銭2500円(下席夜の部は単発興行入替ありとなるのでさらに安い)。1日中居られるならコストパフォーマンスは最高。座席はピッチも幅も狭いので窮屈な感は否めません。落語好きの学生にオススメなんだけど、あまり学生も見かけないのはなぜでしょう。まずは客の数が他の寄席に比べると圧倒的に少ないのが「長所」。小さなハコで、観光の団体客など来ないのは落語をじっくり聴くには良い環境です。高座との距離が近く、高さもそうは違わないため、演者の呼吸までわかりますし、目の動きや身体の仕草から、どんな意図で演っているのか想像することがたやすい(的外れだろうけど)です。演者もここでは、少ない客にしっかり届くよう語ってくれる印象ですし。本当に学生にオススメなんだけどなあ。なお、小三治トリなどで満員のときには補助椅子がぎっちり詰まったうえに立ち見も出るという、悪夢のような状況になるのもまたこの寄席の風物詩ですね。落語好きの学生なら一度は経験しておくべきかと。
とはいえ2014年7月中席以来(しかも昼の部のみ)、自分は行ってません。この時はかの川柳川柳がトリで、しばらく生で「ガーコン」を聴いていなかったもので、池袋、持ち時間が30分、濃密な時間…失礼ながらこれはいつ聴けなくなるかわからんぞと思い立って出掛けました。堪能させていただきました。もっとも川柳師匠の「ガーコン」、2年経ったいまも、幸いなことにまだ聴くことができます。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2016/09/21
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