大迫力の軍港めぐり！

5.0
旅行時期：2016/05（約10年前）

by Gizmoさん（女性）

横須賀クチコミ：2件

ＧＷ最終日(5/5)に行って参りました。
横浜から京急線で金沢八景まで。そこから各停に乗り換えで、汐入まで行きます。
汐入からは歩道橋を渡って、５分程度で乗り場まで行けます。
途中米兵が歩いていて、ああ本当に軍港なんだなと実感しました。

13時発の便を予約しており、15分前に港に到着したのですが、既に長蛇の列。恐らく、ツアーのお客さんもいたのだと思います。座席の予約はできないので、いい席を取ろうと思ったら、早めに並んでおくことがポイントのようです。私たちは列の最後の方に並んでいたので、人気の席は座れませんでした。

船は２階建てで、２階部分が窓ガラスのないオープンタイプの座席（屋根はあり）で、人気があったようで、こちらから埋まっていきました…。１階部分はガラス張りの室内席でした。案内してくれるガイドの方を目の前に話が聞けるので、それは良かったのですが、写真撮るとき、反射するのであまりオススメではありません。

約45分のクルーズが始まり、まずは右側に米軍基地、左に自衛隊基地。
米軍基地にはかなりの数のイージス艦が停泊。また、この日は潜水艦も見れました！
自衛隊基地には、昨年新しくできた、護衛艦のいずもが停泊！軍艦大和（全長263m）と同等かそれ以上の大きさだそうです。

さらに港を進むと、今度は空母ロナルド・レーガン！
点検をしていた最中なので、恐らく近日中には出航と見られます。

いったん、基地エリアを出て港へ。

なんか、コンクリートブロックみたいなのが沢山浮かんでいるようなエリアに出ます。

これは、海に出る前に船に帯びた磁器を測定して、除去するそう。
なぜそのようなことをするのか。海には機雷といって、地雷が埋めてある場所があるそうで、磁器を帯びた船で通過すると機雷が爆発してしまうそう。それを防ぐ為の磁器除去装置だそう。

さらに先に進んで、自衛隊エリアへ。

色々な船がありましたが印象的だったのは掃海艇といって、機雷除去をする船。
磁器が帯びるのを防ぐ為に、木造なんだとか。塗装の下に木の継ぎ目も確認できました！
ただし、日本人の職人さんしか作れないこと、継承者がおらず、最年少者は80歳を超えているために、今は強化プラスチック等を材料に製造されるのだそう。

そんな船をはじめ、ここに書けないくらいかなり盛り沢山な内容と、ガイドさんの面白い説明で非常に楽しめた45分間でした。

毎日観れる船も変わりますし、乗ってみないとわからないので、複数回乗ってみるのも楽しいと思います。オススメです。