日本最大の閻魔大王座像

4.0
旅行時期：2016/03（約10年前）

by hiroさん（男性）

木場・東陽町・清澄クチコミ：2件

ゑんま堂へのアクセスは、地下鉄「門前仲町駅」６番出口（赤札堂）より５分程度です。
地下鉄大江戸線改札を出た地下道に閻魔様と歌舞伎の一場面が描かれている『法乗院ゑんま堂』の看板があります。
法乗院（真言宗豊山派）の門を入って左手の一角に『ゑんま堂』があります。

日本最大の閻魔大王座像（全高3.5ｍ、全幅4.5ｍ、重量1.5ｔ、寄木造り）を参拝する際に１９の祈願が書かれたお賽銭投入口にお賽銭を入れると閻魔様の説法を聞く事ができるハイテク閻魔様です。（祈願する内容により説法の内容が異なります。）

ゑんま堂は、人気歌舞伎演目の『梅雨小袖昔八丈』（つゆこそでむかしはちじょう）、通称『髪結新三』（かみゆいしんざ）の名場面のひとつである「ゑんま堂の場」で名前が出てきます。（『髪結新三』は、もともと落語の演目としてあったそうです。）

本堂１階には、閻魔大王を中心に十人の王によって死後の人々の裁きの様子が描かれている『地獄・極楽図』（全１６枚）が展示されています。

その他に本堂１階出入口脇に『曽我五郎の足跡石』（曽我五郎は、日本三大仇討ちの一つである曾我兄弟の仇討ち、歌舞伎、能、人形浄瑠璃の演目『曽我物語』の主人公。若くして一生を父の仇に終始した曽我兄弟の五郎が老母を背負い、工藤祐経の菩提と老母父の仇の報告をした帰りに残されたものと言い伝えられています。）や『尺八塚』があります。

参拝客は、ほとんどいない穴場スポットです！