北九州の炭鉱王が遺した粋な建物
- 4.5
- 旅行時期:2015/11(約10年前)
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by akanezumiさん(女性)
飯塚・中間・直方 クチコミ:1件
筑豊の炭鉱王として名をはせた伊藤伝右衛門のお屋敷。伯爵家の娘で和歌の才媛・柳原白蓮と10年間を過ごした場所でもあります。
広々とした日本庭園と優美な和洋折衷の邸宅は、至るところに細かい見事な細工がされていて、建築に詳しくない人でもこの建物がいかに粋な空間であるか感じることができます。
朝ドラでは、伝右衛門はかなり無骨な人物に描かれていましたが、実際は学はなくとも芸術を愛するかなりのセンスの持ち主であったようです。
石炭で財をなすごとに屋敷を増築していき、建具や家具にもかなりのこだわりが感じられます。
白蓮を迎えるためにしつらえた2階の座敷は、庭園が見渡せる眺めのよい部屋で、天井や柱などに繊細な装飾がされています。
ボランティアガイドさんが詳しく説明してくれるので、白蓮の要望で個人宅では九州初の水洗式トイレが設置されたなどの裏話も聞くことができました。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2015/12/25
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