なーんか居心地はよくないんだよなあ

3.0
旅行時期：2015/10（約10年前）

by amaroさん（男性）

浜松町・竹芝クチコミ：10件

　日本の文化を支えているのは女性という声をよく聞きます。特に芝居や音楽についてはその傾向が顕著といいます。初めて観劇した劇団四季の「コーラスライン」。平日昼間というせいもあるでしょうけど、９割以上女性客でした。だけど、楽しみのこの観劇も少々、つらいものでした。何せ席が狭い。その昔、こういう席はふつーだったけど、今時、映画館でもこんな狭い席はないかな。見終わった後、全身がこわばってしまいました。それと、何ともお上品な雰囲気。芝居ならもっと活発な方がいいなあ、とは勝手な印象。というわけで、男の客はこんな場所には来ないよねえ、たぶん。居心地よくないもの。欧米のようにビール、ワインは出そうよ。勢いで観客と舞台が活発に交流できるよ。エンターテインメントで肩凝ってどーするの。
　ところで、演目の方ですが、映画の印象が強すぎました。発声、声の質、ダンスの雰囲気がほとんど同じの劇団四季の出演者に個性が感じられず、学校のお芝居を見ているよーな。それに現代の若者にベトナムのサイゴン陥落当時の米国の若者を再現させるって。うーん、どうなんだろう。ついでに、日本女性のレオタードの後ろ姿は無理があるよなあ。舞台後ろの鏡を見ていると、つくづく思いました。