地下鉄九段下から靖国神社に至る坂道です、かっては、東京湾、房総の山々、富士山も見えた坂道です

3.5
旅行時期：2015/08（約10年前）

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九段坂は、東京メトロ九段下駅に直結している坂道で、近くには日本武道館、靖国神社、千鳥ヶ淵公園に途中で接している坂道です。九段下交差点から靖国神社の南側に上る坂です。
九段の由来については、江戸城吹上庭園の役人の官舎が坂の途中に9棟並んでいたからとも、江戸時代、急坂で九つの石段上の坂であったからもいわれています。飯田町の坂であるところから、古くは「飯田町坂」、「飯田坂」などとも呼ばれていました。
現在は、高層ビルに囲まれた坂道ですが、かっては、この坂上からの眺望は素晴らしいもので、東京湾はもとより、富士山、房総の山々も見渡せたといわれています。
かっての九段坂は現在より急こう配でした、都電も走っていました。関東大震災ののちに現在のこう配に改修されました。
現在は、交通量の多い道路といった感はねぐえませんが、かって、庶民がこの坂道より眺望を楽しんでいたことが偲ばれます。
九段坂上まで行きますと、目の前は靖国神社です。ふと目線を下に落とすと、東京スカイツリーの先端が見えるのも、現代らしいです。