都会中に静かにたたずみ、周りの建物とは異彩を放ち、信者の集う教会です

3.5
旅行時期：2015/08（約10年前）

神田・神保町クチコミ：4件

お茶の水駅からすぐの場所に「ニコライ堂」の名で知られる東京復活大聖堂教会があります、この教会はギリシャ正教会の教会です。周りの近代的なビルとは一味違う、歴史を感じさせる建物です。
この教会は、主「イイスス・ハリストス」（イエスキリストのギリシャ語読み）の復活を記憶する聖堂ですが、ロシアから正教伝道のために来日し日本に骨を埋められた亜使徒聖ニコライ(1836-1912)がその建立にあたったことから「ニコライ堂」と呼ばれるようになりました。
関東大震災(大正12年)で甚大な被害を被りましたが、聖ニコライの後継者であるセルギイ府主教と信徒達の努力により、1929年、一部外観と内装に変更を加えた上で再建され現在に至っています。
東京復活大聖堂教会には、今も正教会の聖歌が息づいています。多くの信徒達にとって、洗礼、聖体礼儀、各種の日々の祈り、結婚、埋葬式といった、生涯の生活に欠かせない祈りの家として、大聖堂は駿河台・御茶ノ水の地に静かなたたずまいの中で信者の集う教会です。