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浜離宮恩賜庭園

公園・植物園

浜離宮恩賜庭園 施設情報・クチコミに戻る

東京港と運河でつながっている、江戸時代から続く広い海浜庭園です、四季折々の草花、喫水域の魚を楽しめます

  • 4.0
  • 旅行時期:2015/07(約11年前)
かつのすけさん

by かつのすけさん(男性)

汐留 クチコミ:1件

東京の港区にある「浜離宮恩賜公園は」入の池と二つの鴨場をもつ江戸時代の代表的な大名庭園です。潮入の池とは、海水を導き潮の満ち干によって池の形を変えるもので、海辺の庭園で通常用いられていた様式です。
他にも江戸時代からの庭園はありますが、実際に海水が出入りしているのは、ここだけです。浜離宮は、この潮入りの池や池や鴨場を中心にした南庭と、明治時代以降に造られた北庭とから構成されています。
この地は、将軍家の鷹狩場で、一面の芦原でした。その後、この場所は将軍家の別邸となり、名称も浜御殿と改められました。
以来、歴代将軍によって幾度かの造園、改修工事が行なわれ、十一代将軍家斉のときにほぼ現在の姿の庭園が完成しました。
明治維新ののちは皇室の離宮となり、名前も浜離宮と呼ばれるようになりました。その後、関東大震災や戦災によって、御茶屋など貴重な建造物が焼失したり樹木が損傷し、往年の面影はなくなりましたが、戦後東京都に寄進され、整備され昭和21に有料公開されてから、一般の人も庭園を楽しむことができます。なお、国の文化財保護法に 基づき、昭和23年12月には国の名勝及び史跡に、同27年11月には周囲の水面を含め、国の特別名勝及び特別史跡に指定されています。
公園の規模は、約25万平方メートルもあります。樹木としては、高木が約 六千本植えられています。
公園内に植えられている植物も豊富で、クロマツ、タブノキ、トウカエデ、サトザクラ、サルスベリ、モミジ、ケヤキ、エノキ、ハゼノキ、ウメ、ツバキ、ボタン、ハナショウブ、アジサイ、サツキ、ヒガンバナ等が四季折々彩どりを見ることができます。
見所の一つは都内では唯一の海水の池である「潮入の池」です。東京湾の水位の上下に従って水門を開閉し、池の水の出入りを調節しています。池にはボラをはじめ、セイゴ、ハゼ、ウナギなどの海水魚も回遊してきます。
池の周囲に配置された岩や石にはベンケイガニやフナムシがはいまわり、フジツボがついています。また、池の上空にはカモメの舞う姿が みられ
ボタン園とお花畑も見ごたえがあります。ぼたん園には、60種約800株が植えられていまして、春には色とりどりの花が優雅さを競っています。
お花畑では、春は「ナノハナ」、秋には「キバナコスモス」が美しく咲いています。



施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
家族旅行
アクセス:
4.0
新交通・汐留駅、JR新橋駅から徒歩5分
人混みの少なさ:
4.0
何といっても広い公園です、人混みは気になりません
バリアフリー:
3.5
庭園内、段差・階段があります
見ごたえ:
4.0
四季折々の草花、喫水域に生息する魚などを楽しめます

クチコミ投稿日:2015/07/07

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