国産初の金属製リムの製造に成功

3.0
旅行時期：2014/10（約11年前）

山中温泉クチコミ：46件

山中温泉街の入り口、白鷺大橋の西、“富士見町”交差点を北に１００ｍ程行った、山中温泉観光協会（山中温泉文化会館）の向かいの道路際に「新家熊吉翁の銅像」が立っています。
初代・新家熊吉は山中漆器の技術を生かして、わが国で初めて自転車の木製リムを製造し、その後、英国製を手本に国産初の金属製リムの製造に成功し、現在の大同工業?の基礎を作った人物だそうです。また、地域の資産家として?新家銀行（現在の北陸銀行）の設立にも携わったそうです。
木々を背景に人物大の大きな銅像は山中温泉の町を見つめるように立っていました。山中温泉の町にこんな歴史があったとは、ココを訪れるまで知りませんでした。ただ、産業史などで興味がある人を除いて、一般の人が観に行ってもそれほど面白いところではありません。
なお、二代目新家熊吉は初代加賀市長となったそうです。