お正月には県指定重要文化財の絵馬が見られる

3.5
旅行時期：2013/12（約12年前）

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三ノ宮比々多神社とは異なる大山街道沿いにある小さなお社です。三ノ宮比々多神社の北方1ｋｍほどのところにあります。
阿夫利神社へ向かう大山街道沿いにあり、大山ケーブル駅まではあと3ｋｍほど。ここからは道も狭く、傾斜は更に急になってきます。
付近は大山の麓、郊外の鄙びた雰囲気がありますが、数年後には付近に第2東名（新東名高速道路）や県道603号線の広い道路やジャンクションができ、住居の移転なども進んでいます。大山街道も一部、道路の拡張やバイパスができるなど、のどかな雰囲気は一変してしまうでしょう。
子易明神として、子宝、安産の祈願所となっています。本殿の中には県指定重要文化財の歌川国経の美人図絵馬があり、訪れた時はちょうどお正月の準備で、運良く扉が開いており、絵馬を覗くことができました。扉が閉まっている時でも、境内に写真入りの解説板があります。
授与所もある神社で、厄除け、交通安全などのお守り、御札などがありました。ご祭神、木花咲耶姫命に因む桜守りや、境内のなぎの木に因むなぎのは守りというのもあります。
小さな社ですが、見かけによらずその歴史は古いようで、御由緒に創立年月不詳だが、天平年中との記述がありました。