外国人の友人も楽しめる、隠れミニ・テーマパーク★

4.0
旅行時期：2014/01（約12年前）

by junfavelaさん（女性）

木場・東陽町・清澄クチコミ：1件

これまでに幼少からこれまで何回も通っていますが、いつ行っても不思議と癒されます。
文化センター的な建物の外観から一転して、屋内には実物大の江戸の城下町の街角が！
外国人の友人とも何度か訪れましたが、一見変哲もないドアをくぐると城下町にタイムスリップする感覚は、万国共通、年齢不問でワクワクしてしまうようです。かくいう私も今でも好きです！

江戸ー東京の歴史という意味では、規模も展示物も両国の「東京江戸博物館」の方がずっと大きいですが、
ちょっと時間が空いてるけどどうしようかというときに、深川に立ち寄り清澄庭園を見て回り、下町風情を楽しんで資料館にタイムスリップしに行く、というのはなかなかオツです。

深川周辺にはたくさんの寺院や昔ながらの喫茶店もあるため、ぶらりひとり散歩にも最適です。
（少し足を伸ばすと東京都現代美術館もあります。）

上述のとおり、本資料館はより深川、江東区近辺の歴史に重点を置いています。
特に当時からの江東区に残る伝統工芸の紹介は、とても興味深いです。
切子細工、木場の木材職人、そこで伝えられた芸、歌、など、民芸一般に興味がある方は非常に楽しめるのではないかと思います。
しかし予備知識一切なしでも、城下町の実物大の復元の中を歩くのは（家の中にも入れる。職人さんの家や、米屋さんの家、それぞれ細かく当時の生活様式が再現されていて、つい「いらっしゃーい、今日は大根が安いよ！」と八百屋さんの振りをしたくなります）何よりも童心に帰った心持ち。

江戸の下町情緒を堪能されたい方には是非おススメです！