柳青める日 燕が銀座に飛ぶ日
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- 旅行時期:2014/12(約11年前)
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by traveldogさん(男性)
新橋 クチコミ:1件
♪柳青める日 燕が銀座に飛ぶ日♪
藤山一郎が歌った「夢淡き東京」です。父親が生前良く歌っていて、伸びやかなメロディーが印象に残っています。この歌をはじめとして、銀座の柳を歌った曲を聞くうちに、心のなかで柳と銀座が結びついています。
銀座八丁目、銀座のはずれの新橋に近い場所に「銀座の柳」の楽譜が彫られた碑があります。♪植えてうれしい銀座の柳♪ではじまる曲です。明治初年に銀座通りに植えられた柳並木は大正の道路拡張で撤去され、昭和に入り、♪昔恋しい銀座の柳♪の東京行進曲が流行し、柳を懐かしむ人々の力で植樹されました。まさに植えてうれしい銀座の柳です。
その柳も戦災で焼失、戦後即植えられるが、昭和40年代に道路整備のため、またまた撤去の憂き目にあいました。その後、銀座の柳は銀座を愛する人々の努力で復元し、あちこちで柳並木を見ることができるようになりました。
人間の努力とともに歌の力を感じざるをえません。この碑にはそんな銀座の歴史が秘められています。
- 施設の満足度
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5.0
クチコミ投稿日:2014/12/16
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