かつて阿夫利神社下社の場所にあった歴史ある関東三大不動のひとつ「大山寺」
- 5.0
- 旅行時期:2014/11(約11年前)
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by 世界遺産制覇さん(非公開)
丹沢・大山 クチコミ:3件
紅葉シーズンはライトアップもされ、石段からの紅葉は絶景で有名な寺。紅葉シーズンのもみじ祭りの最中は御開帳も行われ、ご本尊の鉄造不動明王を拝むことができる。
この寺には「土器」(かわらけ)を投げて厄除を行うという珍しい行事に参加できる。2枚で300円を払い、直径6センチの小さな皿をがけに向けて投げる。厄除けにきく以外にがけ下にある輪(福輪)を通すと幸運をもたらすという。手軽なので訪問者の多くはチャレンジしている。ゴルフ練習場のボールを想像して回収が大変なのではと思ってしまうが、天下ぼしの土器ですぐ土にもどる素材なのだそうだ。
境内前にはコンニャクボールを3つで100円と良心的な値段で売られているのでこれを食べる人も多い。
大山寺は東大寺を開いた良弁僧正が755年に開山したのに始まる。弘法大師が大山寺第三世となり大山七不思議と称される霊地信仰を確立したとある。日本古来の信仰を大切にするという大師のことばにより、神仏共存させ手厚く神社を保護してきたらしい。その後丹沢山系の中心道場として各地に知られるようになったものの、明治初期の廃仏毀釈により現在の阿夫利神社下社のある場所から今の場所に移された歴史があるという。
江戸時代の春日局が大山不動に家光が将軍になることを祈願し、成就したことから徳川家より多くの寄進や造営が行われたという。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2014/11/23
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