2013年入間基地航空祭

2.5
旅行時期：2013/11（約12年前）

by アサギさん（男性）

狭山・入間クチコミ：1件

今年も入間基地航空祭の時期が近づいて来ましたね。
入間基地航空祭は毎年11月3日、「文化の日」に開催されます。

この入間基地は都心から最も近い航空自衛隊の基地ということもあり、毎年観客が右肩上がりに上っていきます。もしかしたらこれをご覧の方もニュースなどで見た方がいらっしゃるかもしれませんがこの年にはついに入場規制が出てしまいました。
一昨年、昨年と私が行ってきた中でのこの航空祭での注意事項等を説明します。

まず入間基地には戦闘機の部隊は所属していません。毎年他の基地から飛来してきます。
「戦闘機が飛んでる所を撮りたい！または見たい！」という方にはおすすめしません。
入間基地にはC-1輸送機、CH-47輸送ヘリを使用する輸送部隊とT-4中等練習機を使用する訓練部隊等がいます。一昨年、昨年では他基地から飛来したF-2戦闘機/F-15戦闘機が展示飛行を行いましたが、決して派手なものではありません。そして高度がかなりあるため肉眼で見るととても遠くに感じるので他の県の基地の航空祭などに行かれることをおすすめします。

例年の航空祭のプログラムは
?飛行点検隊による展示飛行
?T-4中等練習機による展示飛行
?他基地から飛来した救難隊の救難展示
?CH-47による展示飛行
?C-1輸送機による展示飛行/第一空挺団による空挺降下
?T-4ブルーインパルスによる展示飛行
?F-15/F-2による展示飛行（一昨年より）

このような順番で行われます。
この中で見どころはT-4中等練習機による展示飛行とC-1輸送機の展示飛行です。
一般の方は「自衛隊と言えばブルーインパルス！」と言われますが上記のT-4中等練習機のパイロットは元ブルーインパルスの方が乗られているんです！
この事とパイロット平均年齢50歳越えということからこの練習機部隊を「シルバーインパルス」と言われています。この方たちは航空自衛隊の中でも屈指のベテランパイロット達ですのでその飛行技術は見ものです。

そしてC-1輸送機による展示飛行はなんと言ってもその機体性能を存分に発揮した旋回にあります！このC-1輸送機は海外の方から「こんな性能は輸送機にいらないだろ」と絶賛（?）されたレベルでなんと90°バンクと呼ばれる機体を垂直にしながら旋回する様は一種の恐怖さえ感じるほどです。

ここで内容を語ってしまうのもネタバレになってしまうのでこの辺りにさせていただきます。次にこの航空祭での注意事項を説明します。

この航空祭ではトイレに行くと間違いなく2時間近くかかりますのでおすすめしません。
これは男性も女性も同じです。そして売店ゾーンです。ここは入ったら出れない魔のゾーンです。もしも昼食等をここで取ろうと考えていた場合は入場してから真っ先に行かれることをお勧めします。
そして最も注意すべきことはブルーインパルスの演技の60〜30分前になったらエプロン地区から決して出ないことです。これは本当に注意すべきことで、このタイミング大勢の方がエプロン地区に入ってくるために売店ゾーンに行くことができません。又、運よく行けても戻ってくることができません。その為、ブルーインパルスの演技前にはエプロン地区に向かうことをおすすめします。

次に持ち込めるものに関しての注意事項です。
・レジャーシートなどは持ち込み可能ですが使用エリアが限定されているので注意が必要です。入間基地のホームページを確認していただきたいと思います。
・ビールやレジャー道具（焼肉道具等）は入間基地では原則禁止です。又、万が一基地内で使用などされた場合は出禁になる場合もあります。
・タバコやライター等の火器は原則厳禁です。基地内には燃料を使用してる場所もあるので禁止とされています。又、喫煙所がちゃんと設置されていますのでそちらで吸うことは可能です。

次にこの航空祭に行かれる方の注意事項ですが、妊婦の方や、ベビーカーを使用する年齢の子供を連れて行かれるのはお勧めしません。これは邪魔になる等の理由ではなく混雑しすぎる為です。子供は泣いてしまうレベルですのでお勧めはしません。

以上の注意事項等を参考にしていただき皆様が今年の入間基地航空祭を楽しめればうれしいです。マナーを守り譲りあう精神が航空祭では必要です。