日米親善流鏑馬騎射会が発端の逗子海岸「逗子流鏑馬」
- 3.5
- 旅行時期:2014/03(約12年前)
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by さすらいおじさんさん(男性)
逗子・葉山 クチコミ:5件
逗子海岸ではやぶさめが催される。鎌倉幕府の行事記録である吾妻鏡によれば、正治2年(1199年)9月2日源氏二代将軍頼家が、小壺の海辺で弓馬の達人を集めて「笠懸」を射させたという記録があり当時の小壺には逗子も含まれ現在の逗子海岸で「笠懸」が行われたとされるとのこと。
「笠懸」は「流鏑馬(やぶさめ)」と共に、疾走する馬上から弓を射るという騎射の一種で関東武士のお家芸で源頼家が好んで行ったとされる。逗子海岸で行われる「流鏑馬」は昭和20年の終戦当時、逗子海岸にあった「なぎさホテル」に米軍が進駐した際に、武田流司家の先代金子帥範が彼等に流鏑馬騎射を披露し日本伝統武芸に大いに魅せられホテル前面の海岸にやぶさめ馬場を設け、米将兵がやぶさめの練習に励んだとのこと。
昭和23年、24年の11月に逗子市の人々も参観に加わり、日米親善流鏑馬騎射会が盛大に行われたことを機にして逗子市商工会で「逗子流鏑馬」を再現させたそうだ。逗子海岸には意外な歴史がある。
- 施設の満足度
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3.5
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 催し物の規模:
- 3.5
- 雰囲気:
- 4.0
- バリアフリー:
- 3.5
クチコミ投稿日:2014/07/06
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