甘酒をいただきました（正月）

4.0
旅行時期：2014/01（約12年前）

身延クチコミ：4件

正月に訪れたところ、甘酒を配っていました（ノンアルコールだそうです）。お気持ちを供えて頂戴です。ただ、甘酒にありつけるには、287段の急な石段、菩提梯を登らなくてはなりません。本堂の右手に露店などが立ち、縁起物の販売のほか、甘酒も配っていました。寒い中、微妙に息のあがった体にはおいしく感じます。また、功徳を積んだという充実感があります（たかが、階段を登っただけですが…）。
ただ、身体の不自由な方も参拝できるよう、麓の門前町から本堂近くの甘露門あたりまで、シャトルバスも出ています。287段を考えると、かなりのバリアフリーになりますが、健康な体だったら、是非、287段にチャレンジしてください。小さな子供から結構なお年寄りまで、かなりの人が登っていました。
また、天気が良ければ奥の院まで足を伸ばすのがオススメです。麓の身延の街から駿河湾方面、甲府盆地と甲府の街並み、南アルプスや八ヶ岳、そして頭の方だけですが、富士山もしっかり見えます。
ほどんどの人がロープウェイを使いますが（山頂まで約7分。往復￥1290円《ホームページ画面印刷持参で￥110円割引》）、修行僧や昔の人のように山道を登っていくこともできます。標高1,153ｍ。久遠寺の本堂あたりが標高400ｍ弱くらいらしいです。本殿の左脇の方からロープウェイの駅へ向かう途中で、山道と分岐します。そして、ここからひたすら急な登り道が続きます。ノンストップで急いだら、１時間で着きましたが、休憩を挟んだりするともっとかかると思います。
山頂に近づくにつれ、木にかからない場所など、雪が道に積もっていました。山頂付近ではもっと積もっています。奥の院はきれいに除雪されていましたが、甲府盆地や南アルプスの展望のよい北側展望台など、参拝経路を外れると凍ってつるつるの雪面を行くことになりました。