安芸の小京都 竹原を歩く
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- 旅行時期:2014/03(約12年前)
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by Dr.Poohさん(男性)
竹原 クチコミ:1件
「安芸の小京都」と呼ばれる竹原市の町並み保存地区を歩いて見てください。白壁と飴色の格子の古い町屋が並び、製塩や酒造で栄えた時代の佇まいが、とても落ち着いた町歩きを楽しめます。
広島県竹原市は江戸時代に塩田で栄えた町で、もとは広大な農地だった地域で、京都下加茂神社の荘園だったそうです。竹原の町を流れる加茂川の名はその由来であり、河口の港はその産物を船積みする港でした。
江戸時代に、河口に広がる広大な浅海は埋め立てられ、農地の拡大を試みられたが塩分の強い土壌で稲が育たなかったので、塩田が栄えました。
製塩の技法は、入り浜式塩田で、赤穂から人を招いてその技術を移入し、竹原塩と呼ばれる名品を産出するようになりました。
塩田は、慶長3年(1650)から昭和35年(1960)までの310年間続き、竹原は発展して、町人文化が栄え頼一門や頼山陽など町人学者を多く輩出しました。
竹原の街並は、この塩田による富を築きあげた時の豪商、商家の華やかな家々が保存よく残され、現代は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- その他
- アクセス:
- 5.0
- JRでも車でもOK
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 安芸の小京都なので多いです
- 見ごたえ:
- 5.0
- 塩田で栄えた豪商の街並を見られます
クチコミ投稿日:2014/03/16
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