関東大震災に大空襲被害者を安置
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- 旅行時期:2013/01(約13年前)
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by amaroさん(男性)
両国 クチコミ:17件
東京で死者10万人という大災害が起きたことは3度あります。最初が振り袖火事と呼ばれる明暦の大火。2つめが関東大震災で、3つめが3月10日の東京大空襲です。いずれも被害が大きかったのは、墨田区、台東区あたりの下町でした。関東大震災でもっとも悲惨だったのが旧陸軍被服廠跡。前年の移転で空き地になっていた場所に多くの人が逃げ込んだところ、炎におそわれ4万人近い人が焼死したといいます。現在、その地は横綱町公園として整備され、震災から7年後の1930年に完成した東京都慰霊堂が建っています。昭和初めの建物らしい迫力があり、中に入ってみると、何万人もの人の遺骨を安置しているためか、ちょっと違った空気を感じました。当初は震災記念堂としてつくられましたが、震災から22年後の東京大空襲で亡くなった人も合わせて安置したため、戦後、東京都慰霊堂と改名されたそうです。ホント、違った空気を感じます。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
クチコミ投稿日:2013/04/29
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