春はクジャクが羽開く
- 4.0
- 旅行時期:2011/04(約15年前)
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by maricobabylonさん(女性)
溝の口・武蔵小杉 クチコミ:63件
動物園は桜の名所ということもあり、お花見の宴会客でいっぱい。
こんなに広場に人がいるのは、初めてでびっくり。
裏口から入ると、まずは、ちょっと地味な鳥さんゾーン。
青地に黒と白の縞と水玉模様が素敵なホロホロチョウ。
こんな色合いのワンピースが欲しくなる。
インコ・オウムゾーンでは、子供たちが「こんにちわ!」「こんにちわん!」と
返事をしてもらおうと頑張っている。
小獣ゾーンでは、4匹のプレーリードッグがとってもかわいい。
ちょうどエサタイムだったみたいで、両手で野菜や木の実をもぐもぐ食べる姿が愛らしい。
食べ終わっても、口をもぐもぐ。もぐもぐ終わったかと思ったら、少したって、またもぐもぐ。
キャベツが好きみたいで、みんなキャベツを選んでる。
自分が食べてるキャベツを隣の子に横取りされても、
「あ、とったな!」とはならず、我関せずなかんじもかわいい。
ほうれん草は葉っぱの柔らかいところばかり食べて、茎は食べない。
タタミ2畳くらいの小屋に、みっしりといるモルモット(テンジクネズミ)。
いつもじっと固まっているところしか見たことなかったけど、
今日はエサタイムだったのか、みんなでモグモグ。
近くのミーアキャット小屋は、なんかすごく数が増えた気がする。
以前は1匹がヒョコっと立っている(背筋をのばしている?)ところを見たけど、
今日はウジャウジャいる。
小さい赤ちゃんも2匹いて、お母さんのミルクを飲んでたみたい。
そして、今日のビックリは、インドクジャク。
なんだか人がいっぱいいると思ったら、クジャクが羽を広げてた!大迫力!
羽を広げたクジャクを見たのは、初めて!
一度羽を広げると、けっこう長い間広げてアピールしてる。
そして広げた羽を、ブルルルッ!フヮササササ~!と震わせる。
この羽を広げるのはオスからメスへの求愛で、ちょうど春が求愛シーズンみたい。
(繁殖行動が盛んな3~7月に広げる姿を見ることができ、
7月の終わりぐらいから羽は抜け落ち、秋口から徐々にまた生えるそうです。)
その広げた羽の前にいるメスは喜んでいるかとうと、ポーカーフェイス・・・。
というか、微動だにしない。たまにオスが羽の向きを変えるときに、
狭い小屋だから、フワサーっとメスに羽がぶつかることがあるけど、
メスはリアクションなし。
オスもずっと同じ方向を向いているとあきるのか、時々、違うメスに向いてみたり、
誰もいない方を向いたりしている。
広げた羽はとても鮮やかだけど、目玉みたいで、ちょっと恐い。
羽の真ん中部分は、ウロコのように細かくなっていて、少し気持ち悪い・・・。
羽を広げた後姿はモノトーンで、なんとなく骨みたい。
クジャクの顔は手塚治虫の書く鳥顔に似ている。
クジャクの羽は、ジュディオング風の逆で横から上にあがって真ん中で組み合わさる
イメージだったけど、そうではなく、上から羽が開き、横に半円を書く。
クジャクを見ている親子は、オスとメスの求愛について説明するパパがいたり、
キジ科だからおいしいよ~というパパがいたり、ほのぼの。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 無料!
クチコミ投稿日:2013/03/23
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