シェフは「シェ・イノ」ご出身の方です
- 4.0
- 旅行時期：2013/02（約11年前）
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by dune45さん（男性）
青山 クチコミ：487件
2012年8月のに青山の裏通りにオープンしたフレンチレストランです。
場所は青山通りと並行して走る裏通り沿い、ホテルフロラシオンの斜め向かいのビル1階になります。最寄り駅は表参道で、徒歩5～6分と言ったところでしょうか。
メニューはなく、お任せワンコースのみです。
アミューズ、前菜が３皿、魚料理、肉料理、アバンデセール、デセール、カフェ、プティフールの構成です。
この日は冷え込んだという事もあり、アミューズに、熱々の「オニオングラタンスープ」を出して下さいました。
続いての前菜はシェフのスペシャリテ「ポワローネギのテリーヌ」に「ホタテのソテー」、さらにはフォワグラをコロッケ状に仕上げたひと皿が供されました。
「ポワローネギのソテー」には鶏白レバーのムースが添えられており、レバーが苦手な私は、「サーモンのミキュイ」に代えてもらいました。
魚料理は「赤ガレイのポワレ」、肉料理は「蝦夷鹿のロースト」です。
料理は何れも手をかけて作られた繊細なものです。
赤ガレイのポワレは、少し酸味のあるソースが、白身魚が淡白にすぎるのを防ぎ、良い引き立て役となっていました。
蝦夷鹿は、かなりレアな状態で登場。臭みは全く感じませんでした。鹿肉の他の部位を集めて作ったソーセージが添えられていました。
アバンデセールは、「チコリのババロア」です。とても美味しく、もしもう少し量が多ければ、この一皿がデセールでも充分満足できるひと品でした。
締めを飾るデセールは、モンブランのアイスクリーム添え。美味しいのですが、ランチのデセールはワゴンで供されると知り、そちらも良いかな？と思いました。
料理は何れのお皿も美味しくいただきました。
特に私のツボにはまった料理としては、「ホタテのソテー」「赤ガレイのポワレ」「チコリのババロア」です。
お任せ一本コースなのですが、願わくば、最後の肉料理とデセールは、選択肢が2～3あるといいなと思いました。
カフェとともに供されるプティフールも盛りだくさんで量もたくさん。食べ切れない分は包んで持たせてもらいました。
お店の雰囲気は、とても落ち着いた感じで、インテリアや装飾に至るまで素晴らしいです。
ディナーはお任せコースが10500円。4人でアルザスのピノ・グリを一本空けてミネラルウォーターをいただいて、ひとり14000円ほど。
お酒をたくさん飲まれる方は、それなりのお値段になるので、こちらのレストランに興味を持たれた方は、初回は、よりお値打ち感のあるランチで訪問されるのが良いかなと思いました。
シェフもスタッフも腰が低く、とても感じの良い方たちなので、お店の発展を期待したいと思いました。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者：
- 友人
- 一人当たり予算：
- 10,000円以上
- アクセス：
- 4.0
- コストパフォーマンス：
- 3.5
- サービス：
- 4.0
- 雰囲気：
- 4.0
- 料理・味：
- 4.0
- 観光客向け度：
- 4.0
クチコミ投稿日:2013/02/23
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