「ミルフィーユかつ」をいただきました

3.5
旅行時期：2012/12（約13年前）

by dune45さん（男性）

赤坂クチコミ：788件

恵比寿に本店を持つこちらのお店、「ミルフィーユカツ」でブレイクし、最近は多店舗展開をしています。

32席と小ぶりのお店ですが、8割方の混み具合でした。

ランチメニューは海老フライ、カキフライ、メンチカツ、カツ丼、カツカレーなど各種取り揃えられていますが、初訪問という事もあり、オーソドックスに「キムカツランチ膳」（1290円）をオーダーし、+250円でドリンク＆デザートのセットを追加しました。

ミルフィーユカツは、薄い豚肉を何十枚も重ねて低温の油で時間をかけて揚げるという特殊な製法を使ったとんかつです。
よってされるまでに15分ほどかかるのですが、そのあたりは、オーダー時に案内が欲しかったところです。

カツ自体にも特徴があるのですが、つけダレが豊富なこともこのお店のポイントだと思います。
オーソドックスな「ソース」と「塩」はテーブルに置いてあるのですが、その他にも4種類のつけダレから一種類をセレクトする事ができます。
今回は二人での訪問だったので、2種類のつけダレを注文し、バリエーションを楽しみました。

先入観として、「とんかつにはソース」と考えていたのですが、ポン酢だったりガーリック風味だったりのつけダレが、ミルフィーユカツによく合います。
カツもサクっと軽い仕上がりで、女性に人気というのも伺えます。

店員さんは、サービスを担当する方は全員が若い女性の方でした。
お店の雰囲気も、よくあるとんかつ屋さんではなく、ややスタイリッシュに寄っていました。空間的にもゆとりがあり、落ち着いて食事をする事が出来ます。

ランチは最低ラインがこの「キムカツランチ」（1290円）のようです。
各種オプションや追加メニュー（例えば、海老フライ一本いくら）も用意されており、ついつい頼みすぎると2000円を超えてしまいます。
サラリーマンの普段使いのランチとしては、ややハードルが高いかも知れません。
コスパの点ではさほど秀でたものを感じませんでした。

お客さんは早い時間に入店しているのは年配層のサラリーマンで、遅い時間になると、赤坂OLっぽい方も何人か訪れていました。
「女性比率が高いとんかつ店」と、何かで読んだ記憶があるのですが、その通りでした。

ランチとしての使い勝手はあまり良くないと思いますが、「たまに食べたくなる」、そんなとんかつだと思いました。