名店「趙楊」出身のシェフのお店
- 3.5
- 旅行時期:2012/10(約13年前)
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by dune45さん(男性)
四ツ谷 クチコミ:200件
銀座の有名四川飯店「趙楊」で料理長を務められた方が独立して開いたお店です。
注目のシェフの独立という事もあり、2010年のオープン時にはたくさんの情報誌やグルメ関係の雑誌で紹介されていました。
場所は四谷三丁目の交差点から徒歩5分ほどの裏道。
周囲には雰囲気の良さそうな小料理屋などがたくさん軒を連ねていますが、こちらのお店は小さなビルの2階なので、あまり目立ちません。
店内は20席ほどで小ぢんまりとしています。この日は私たち以外には一組だけで空いていました。
メニューはコースとアラカルト。
コースも魅力的でしたが、この日のメンバーの一人が仕事でかなり遅くなるとの情報が入ったので、アラカルトでオーダーする事にしました。
〆に「汁なし坦々麺」と「麻婆豆腐」を残しておいて、逆算的に5~6種類の料理をオーダーしました。
ひと皿分の料理の量は少なめで、2人でひと皿くらいの割でちょうど良いと思います。
メニューには、★印がゼロから3つまで表記してあり、辛さを表しています。
★二つくらいでもかなり辛いと感じました。
四川料理と言うと全てが唐辛子や山椒を使った辛いものばかりかと思っていましたが、メニューを見ると辛くないものもたくさんあることが分かりました。
「棒棒鶏」や「回鍋肉」などはあまり地域を意識しないで食べていたことを思い知りました。
香辛料をあまり使わないお皿は、日本人に比較的なじみの深い味だと感じましたが、坦々麺、麻婆豆腐などは本場の味を感じさせるものと言う印象です。
有名な汁なし坦々麺は「30回はかき混ぜてください」とのことでしたが、かき混ぜるにしたがって香りが変化し、本場の四川料理の奥行きの深さを感じる逸品でした。
お店は厨房に二人、サービスに一人の少人数体勢で営まれています。
この日はお客さんが少なかった事もあると思いますが、非常に良いタイミングで料理が供されました。サービスの女性もあたりが柔らかく親切で、好感が持てました。
お腹一杯食べてそこそこ飲んで、デザートの杏仁豆腐もいただいて、一人6500円ほど。
「趙楊」に行けば間違いなくこの金額では収まらないことを考えると、得した気分です。
今日のメンバーにとってはやや不便な場所のお店でしたが、足を伸ばしただけの事はある、満足感の高い夕食となりました。
- 施設の満足度
-
3.5
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- サービス:
- 3.5
- 雰囲気:
- 3.0
- 料理・味:
- 4.0
- 観光客向け度:
- 3.0
クチコミ投稿日:2013/01/03
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