定食屋の外見も、立派な中国料理店でした。
- 3.5
- 旅行時期:2012/01(約14年前)
-
-
by dune45さん(男性)
神田・神保町 クチコミ:237件
2011年の4月に松陰神社前から神田に移転した中国料理店です。
今回、夜に初訪問しました。
お店の方に「量は多いですか?」と聞くと「普通です」と。
聞いた方は中国人の方のようなので、ちょっとアバウトかも知れないと思い、まずは定番の「口水鷄」と「麻婆土鍋ご飯」をオーダー。更にどうしても食べたかった「黒酢の酢豚」の以上3品をオーダーして様子を見ることに。
最初に「口水鷄」が運ばれてきました。
見るからに辛そうなのですが、唐辛子まみれの汁以外はさほど辛くもなく…。
鶏肉は柔らかく、味も非常に美味しいです。ナッツやキュウリ、パクチーなども入っており、味わいに彩りを添えます。
次に黒酢の酢豚が登場。
大きな塊の豚肉が2個、黒酢をたっぷりまとって供されます。一緒にお願いした「蒸しパン」にはさんで食べるのがお勧め。
肉はお箸でも切れるほど柔らかく煮込まれており、絶妙の味わいです。
この時点で、お腹にはまだまだ余裕があったので、春巻き一人分(3本)を追加オーダー。後から考えると、この追加は余分でした。
しばらくすると、後から追加した春巻きが先に運ばれてきました。
「味はついていますので」と言う事で、醤油や酢はなしでそのまま食べます。
春巻きは、今までの2品と比べるといたって普通。凡庸とまでは言わなくても特筆するほどのものを感じませんでした。
最後の一品、「麻婆土鍋ご飯」はかなり時間がたって登場。
“茶色”と表現するよりもちょっと赤に寄ったその様は、見た目にも辛そうで、レンゲで掘り起こすと麻婆豆腐の下には、かなりの量のご飯が。
ひと口食べて「辛い!」。でも美味しい。
間を置いてしまうと更に辛さが増してくるので、頑張ってどんどん食べましたが、満腹感と辛さにより、残り1/4ほどを残してギブアップ。
私のポリシーでは「出された食事は残さず食べる」のですが、どうしてもお腹が一杯。料理は美味しくもったい気分を感じつつも「ご馳走様m(_)m」。
食べたかった杏仁豆腐はもちろんパス。
二人でビールとウーロン茶を1杯ずつ頼み、お会計4500円少々はかなり破格!
ほかにも食べてみたいメニューはたくさんあったのですが断念しました。
このお店は、大人数で行った方が色々と食べられて嬉しいと思いました。
お店はうなぎの寝床のような形状。入ってすぐにテーブル席、店の一番奥にテーブル席が4+2席。カウンターも何席かあるようですが、席数自体かなり少ないです。
お店の形状ゆえ、厨房からは客席が見通せず、オーダーやリクエストは、サービスの女性が出てくるのを延々待つか、こちらから声を掛けに行くか。私達は後者を選びました。接客の感じは悪くないので、多くを望むのはあきらめました。
今回は一週間前に予約を入れていきましたが、席は予約で一杯の模様。ただ、長居をする店ではないので、帰り際には空席が見られました。
全体を通しての印象は、美味しくC/P抜群の良店だと思いました。
利用するシチュエーションにもよりますが、雰囲気やサービスにはある程度目を瞑るだけの価値がある名店だと思います。
- 施設の満足度
-
3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 一人当たり予算:
- 3,000円未満
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- サービス:
- 2.0
- 雰囲気:
- 2.0
- 料理・味:
- 4.0
- 観光客向け度:
- 3.5
クチコミ投稿日:2012/12/29
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する