あの「Rossi」が復活
- 3.0
- 旅行時期:2012/01(約14年前)
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by dune45さん(男性)
四ツ谷 クチコミ:200件
六本木の裏通り、明治屋の裏あたりに1993年に誕生したRossi。そのRossiが18年ぶりに麹町に復活しました。
氷雨降る麹町、予約の19時にお店に到着した時には、既に10人近くのお客さんがいらっしゃいました。
日テレ通りから小道を入り、さらに突き当たりのビルの地下1階、非常に分りにくい場所にあるお店なので、このお店の存在を知らずに訪れるような場所ではありません。
シェフやサービスの方との会話を聞いていると、常連さんでがほとんどで、月曜日と言う事もあり、同業者の方もいらっしゃったようです。
メニューはお任せコースのみで、4000円、7000円(税別)の2コース。
4000円は肉を主体、7000円は魚介類を主体としたコース仕立てと言う事で、サービスの女性はしきりに7000円のコースをお勧めしてくださるのですが、食べたいものが、4000円のコースにより多く含まれていたので、そちらをセレクト。
前菜の盛り合わせ+前菜+パスタ+セコンド+ドルチェ+エスプレッソから構成されます。
7000円のコースだと、セコンドが2品となり、魚+肉で構成され、ジビエ(この日は鹿と鴨)なども入るようです。
私は、是非パスタを2品食べたかったので、お任せパスタを一品追加していただく事にし、全6皿としてもらいました。
前菜の盛り合わせは両コース共通。魚介類をメインに、サラミや生ハム、短角牛のタルタルと言った肉料理系、そして野菜がふんだんに使われた一皿です。食材の数で言うと軽く20種類は越えているのではないでしょうか。
見た目のインパクトは強烈で刺激的なのですが、一方で、やや焦点がぼやけ、何を食べたのかの記憶が希薄になった感も否めません。私的には、口に合うものとそうではないものが混在していました。
続いての前菜は、牡蠣を使ったのもだったのですが、牡蠣が苦手な私のリクエストにより、アワビと大根を使った一品に変更してもらいました。後で伝票を見たところによると、追加料金は400円と良心的な設定です。
パスタの一皿目は、短角牛のラグーを使ったボロネーゼ。個人的にはこの料理が一番気に入りました。絶妙なアルデンテのスパゲティにボロネーゼソースがよくマッチしていました。
続いては一皿追加したお任せのパスタ。
何が出てくるのかと思いきや、詰め物のパスタ「トルテッリ」。定番のセージとバターのソースを合わせています。
7000円のコースのパスタが「あおりいかのスパゲティ」と聞いていたので、追加のパスタに手の込んだ詰め物のパスタと言う隠し球が用意されているとは思いませんでした。
こちらのパスタ、少しのクセを感じたのですが、詰め物の中に、ややクセのある食材が使われていたのでしょうか。
セコンドは岩中豚のグリル。
私の好みからすると、やや火が入りすぎて肉の柔らか味が失われ、かつ塩分がキツく感じました。
ドルチェは、ヨーグルトのパンナコッタとガトーショコラの盛り合わせ。
ヨーグルトのパンナコッタは絶品でした。
ドルチェはポーションが少なめだったのですが、甘いもの好きの私からすると、もう少し量がほしかったところ。
お酒は、ワインをグラス一杯がやっとでほとんど下戸な私ですが、こちらのお店はトータル一杯分の量で、5~6種類のワインを料理に合わせてお任せで出してくださいました。
このサービスは私にとっては大変嬉しいものでした。
ワインに詳しくない私は、どのようなワインが供されたのかも全く分らないのですが、後で見ると一人1600円と破格値。
たくさん飲んだ相方も、途中から“舐めるほど”しか飲まなかった私も同一価格と言うのは、ラテンっぽくって面白いと感じました。
ただ、ワインの好みを聞いてくれる訳ではなく、ソムリエのお勧めを順次持ってきてくださるシステムなので、口に合わないものがあったのも事実ですが…。
これだけ食べて飲んで、二人で合計価格が15000円強。サービス料はおろか、コペルトも取らないようです。かなりコストパフォーマンスが高いお店だと感じました。
- 施設の満足度
-
3.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 一人当たり予算:
- 7,500円未満
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- サービス:
- 3.0
- 雰囲気:
- 3.0
- 料理・味:
- 3.0
- 観光客向け度:
- 3.0
クチコミ投稿日:2012/12/29
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