100年以上前に開通した鉄道トンネル群
- 4.5
- 旅行時期:2012/04(約14年前)
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by ろーかるせんさん(男性)
春日井 クチコミ:2件
中央本線の高蔵寺駅と多治見駅の間に残っている、旧線のトンネルです。
1900年に開業し、1966年の複線電化による新線移設まで使用された鉄道トンネルです。13基のトンネルが残り、このうち定光寺駅と県境までの3号トンネルから6号トンネルが、春と秋に一般公開されています。
煉瓦造りのトンネルで、入口は重厚で美しいものです。100年以上経過しているものの、良い状態で残されています。旧線は、玉野川沿いに敷かれていたため、風景の良さも見所です。
春の公開時は、テンナンショウの花が数多く見られるほか、可憐な山野草の花を見ることができます。秋の公開時は、紅葉が美しいところです。ただし、あくまでも花や紅葉は気候に左右されます。特に紅葉は、2011年のように遅れると、公開期間に色づいていないこともあります。
廃線跡は下草が刈られ、ハイキング程度の装備で歩くことができるようになっています。ただし、自然を極力活かす方針で、廃線後、路盤上に生えた樹木は残してあります。舗装も全くしてありません。
トンネル内に照明はありません。懐中電灯を持参すると、足元を照らすことができるうえ、トンネル観察にも役立ちます。
トンネル群と廃線跡は、公開日などイベント開催時以外は立ち入り禁止です。公開日については「愛岐トンネル群保存再生委員会」のサイトに掲載されています。
現在の公開区間は、片道約1.7kmの往復になります。途中で他の道へ出ることはできない点に注意する必要があります。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 定光寺駅下車。イベント開催時には快速列車が臨時停車する場合もあります。
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 1.0
- 自然を活かすため足元は良くありません
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2012/10/31
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