世界最大級のパイプオルガンを有するホール
- 4.0
- 旅行時期:2012/08(約13年前)
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by moontaさん(女性)
赤坂 クチコミ:1件
大ホールは日本では初のヴィンヤード(ぶどう畑)形式で、全2006席がぶどうの段々畑状にステージ(太陽)を向いているため、太陽の光のごとき響きはすべての席に降り注ぐ。つまりホール自体が素晴らしい楽器(共鳴箱)なのである。そして大ホール正面にあるのが、ストップ数74、パイプ総数5,898本の世界でも最大級のパイプオルガンである。
某会社主催のコンサートにゲストとして招待されて訪問した。アーク・カラヤン広場で開場を待っていると、入口の上に設置されたパイプオルゴールが調べを奏で出し、入場者を中へと誘ってくれた。ロビーに入ると天井には品格を感じさせるシャンデリア、左右に大ホール2Fへ向かう階段と1本のエスカレータがある。この日は小ホール(ブルーローズ)がゲスト用ラウンジとして用意されていたため立ち寄らなかったが、2Fと1Fにバー・ラウンジがありスタンディングテーブルで喉を潤せる。もし思い出したら小ホール入口の上方の壁に目をやってほしい。なにもない広い壁にぽつんと1本のブルーのバラが飾られている。なんとも粋な演出である。
この日の演目は東京交響楽団の管楽器とチェロ奏者2人の共演、そしてオーケストラ演奏によるバレエ団の舞踏で、残念ながらパイプオルガンの響きに包まれることは叶わなかったが、目にも楽しいコンサートであった。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.0
- アーク・カラヤン広場より入場。
- 人混みの少なさ:
- 2.5
- どうしたって人でごった返すでしょう。
- 見ごたえ:
- 5.0
- すべてが見ごたえ十分。
クチコミ投稿日:2012/09/25
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