東京国立近代美術館工芸館 建物も展示作品も魅力的
- 5.0
- 旅行時期:2008/01(約18年前)
-
-
by kimitakeさん(男性)
神田・神保町 クチコミ:2件
この工芸館の最寄り駅は東西線の竹橋駅だが、私は半蔵門線の九段下駅で降りて、食事をした後、清水門から北の丸公園を通って行った。途中で堀、公園、吉田茂の銅像などが見え、ちょうどいい散歩コースである。なお、東京国立近代美術館とその工芸館は道を挟んで反対方向なので、ご注意。
まず、建物だが、明治43(1910)年3月に、旧近衛師団司令部庁舎として建築されたもので、明治洋風レンガ造り建築の一典型として重要文化財に指定されている。風格があり、一見の価値あり。建物内の照明も凝っている。また、庭にも作品が展示されている。おもしろいと思ったのは、進入禁止を示す障害物(?)まで作品のように凝った金属製であること。
今日(08/1/20)は、「工芸の力-21世紀の展望」が催されていた。蒔絵飾箱、鬼萩茶碗、織物、スキンヘッドの鋭い目つきの人物像、ウミウシのような滑らかで美しいオブジェ、ガラス製の花などがあった。こう書くとまとまりがなさそうに感じられるだろうが、意外によい組み合わせで楽しめた。
その上、出品作家(橋本昌之氏)と学芸員のトークイベントがあった。芸術家の話を聞ける機会はあまりないので、その経歴や苦労については興味深く聞いた。このようなイベントは、日曜日などに行われている。
観覧料は300円。
- 施設の満足度
-
5.0
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2008/01/20
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する