初心者が富士山登頂を試みる際の心得について

回答日：2006-07-21

こんにちは。
みなさんの様な立派なアドバイスは出来ませんが、去年ハッチ88さんと同じように遠足以来の登山で富士山に登りましたので、その時の事を書かせていただきます。

登山経験豊富な方からゴアテックスのくるぶしまである登山靴とカッパは必須と言われましたが、揃えるとなると結構お金もかかるので登山靴はゴアテックス、カッパはゴアテックスより下のランクのものを購入しました。
幸い雨に降られる事もなかったのですが、雨が降った時を考えるとゴアテックスの様な防水性の良いものをオススメします。
他に必要なものは防寒具、懐中電灯、薄めのスポーツドリンク（濃いめのは飲む気がしなくて持っていった水で薄めて飲みました）、お菓子（甘い系としょっぱい系両方あると良いです）でしょうか。。。

また運動不足素人の日帰り登山は無謀だと言われたので1泊2日の余裕をもった登山にしました。（御来光は山小屋前からです。）

山小屋に泊まる場合は早めに予約する事をオススメします。
人気のある山小屋に出発3週間前に予約したらいっぱいで断られてしまいました。

富士山登山で一番つらかったのは空気が薄くて息が苦しかった事です。
酸素ボンベも持っていきましたが気休め程度でした。
呼吸が苦しいときは息を吸うことばかり気を取られがちですが、呼吸が浅くなってしまいます。
息を吐くことだけを考えるつもりでいると良いようです。肺の中がからっぽになれば自然と空気は肺に入ってくるので。

あまり参考になるようなことは書けないのですが、同じ境遇だった方が富士山登山ということで嬉しくて回答させていただきました。

フォートラにも富士山登頂記アップしていますので、良かったら覗いてくださいね！

【参考URL】http://4travel.jp/traveler/moni/album/10042090/

回答日：2006-07-20

皆さんのアドバイスに脱帽状態ですが
自分が富士登山は１度目がハンググライダ?でのサポートで
砂走りからブルトーザーでの登山で有料ですが
約１時間で山頂まで一気に上がるので
早めに駐車場に着いて２５００ｍの気圧に慣れさせたつもりでも
山頂では動くのも大変でした
お鉢巡りをして次の日の準備をしたが
全員軽い高山病状態でヘロヘロでした
寒くて寝心地最低の山小屋で１夜明かすと
気分はすっきりしたが
天候不順で結局フライトは出来ませんでした

ちょっと前置きが長くなりましたが
気圧に順応する為途中で１泊することを薦めます
ご来光が皆さん目標で夜中に筋になって登っていきますが
頭痛での登山は苦痛ですよ
女子３人での山小屋も辛そうですが
最初から頂上を目指さず下見ぐらいの気分で
無理なく登ってください
８合目ぐらいで１泊出来れば気分よくお鉢巡りも出来ますが
防寒対策は雨具と併用できるので
しっかりした物を使うことを薦めます

回答日：2006-07-18

ハッチさん　こんにちは
　私も２０代後半の時、初めて富士山に登りました。その時の体験談をお話します。
友達二人と、車で五合目まで行ってそれから登り始めましたのですが、かなり体力のある友達に追い着こうともう必死でした。その時、降りてきたベテランらしき人に声をかけられました。「高山病になりかかっているから注意した方がいいですよ」目が黄色くなり始めると、高山病の予兆らしいのです。８合目の山小屋の前のベンチでは男性が横になっていて、身内らしき人達が一生懸命看病していました。偶然後から来た看護婦さんがすぐに下に降ろすように指示していましたが、手遅れだったようです。後で知ったことですが、その日自衛隊の富士登山演習があって、４０代の自衛隊員が亡くなられたそうです。その日はもう一人、亡くなられていました。
　そんなことがあって、友達に先に行って待ってもらい、私は自分のペースでリズム良く登るように心がけました。休憩は小まめに、でもあまり時間をかけませんでした。すると、そのうち友達もだんだん疲れてきて、最後は私のペースでゆっくりと登り、一緒に登頂することができたのです。このことは私の人生観をも大きく変えたと言っても過言ではありません。体力の無い私も無事に登頂することができました。
　自分のペースで登ること、もし体調が悪ければ、途中であきらめて引き返す勇気も持って下さい。なんてたって富士山は逃げませんからネ。
　後は山頂はやはり寒いので、ゴアテックスなどの通気性のいい雨具が必要だと思います。五合目で購入した杖も大変助かりました。
　帰りは砂場を駆け下りたので、靴に砂が入り、親指が化膿して大変だったので、気をつけてくださいね。
　素晴らしい登頂をお祈りしています。

回答日：2006-07-18

はじめまして、ＵＺです。
女性三人で富士山だなんて仲良しで楽しそうですね★

富士山についてですが、登山道がこれでもかというくらい整備されていることですし登山の初心者でも問題はないと思います。
ただ山を軽く見てはいけないので注意点をいくつかあげます。

?富士山は寒い
標高100ｍ上昇するごとに気温は約0.6℃低下します。たとえ真夏とはいえ富士山頂上は気温は数℃となります。特に御来光を拝もうと夜中に頂上付近に行くのであれば、御来光を見る明け方には真冬なみの寒さになるでしょう。
そうでなくとも富士山の標高を考えると、休憩時に着るためにフリース等の防寒着は必須だと思います。私の経験上もこの防寒着が一番の盲点だと思います。

?山の天候は変わりやすい
ので、急な雨に備えて傘ではないカッパなどの雨具はあった方がいいと思います。

?高山病対策
富士山は標高が高いので体力がある人でもそうでない人でも頭痛や吐き気などの高山病にかかることもあります。基本的には症状が出たら無理せず標高を下げることで症状は改善されます。ただ特に８合目などに宿泊する場合などは市販の痛み止めの薬を携行すると思います。

?下山口を間違えないように
富士山にはいくつか登山口があって、なおかつ道が登り専用道、下り専用道と分かれています。たまに頂上に登って車やバスのある下山口と違う下山口に下りてしまう人がいると聞いたことがあるで、登頂後の下山路をちゃんと確認して下山するといいと思います。

?行動着
気温が低いといっても特に登り始めは標高も低いので暑かったり、行動中は結構汗をかきますので、基本的には汗を吸ってもすぐ乾く素材の上下を揃えるといいと思います。腕まくりもできますので長袖長ズボンがいいかと思います。

?水や食料は必須
富士山には途中宿泊施設があったりして店も出ていますが、飲料・食料ともに下界よりもはるかに高くなっていますので、重くならない程度に持っていくといいと思います。

以上偉そうに述べましたが、富士山には老若男女多くの人が登っていますのでそれほどの心配はいらないとは思います。あとは疲れると食べたくなるのが甘い物！おやつを食べたりして是非楽しく登って下さい！

回答日：2006-07-18

初めてでは少々きついと思いますが、きっといい思い出になります。頑張ってくださいね。
さて、私は過去に２回登頂した経験がありますので、それを踏まえて補足のアドバイスをさせていただきます。

?登山口　　：河口湖側がいちばん登りやすいと聞き、私たちもそうしました。
?登る時間帯：やはり夜登って早朝に山頂へ着くプラン。昼間登ると日光が当たりモロに日焼けします。気温と発汗で意外に体力を消耗します。富士山登山では日陰は存在しませんので。
?登山道　　：火山灰が敷き詰められた感じで歩きにくい。例えば細かい砂利の坂道を登るような感覚。硬い地面と違って踏み出しても足が沈み、思ったように進みません。人にもよりますが、杖か軽いステッキがあると楽だと思います。確か５合目の売店でも売っています。
?水分　　　：多めに持っていくこと。個人差はありますが、１?２Ｌはすぐなくなります。補給できないので少しずつ飲むように。ペットボトルなら500mlのものを複数持つ。出し入れが楽だし、なくなったらつぶしてしまえば場所もとりません。
?食料　　　：重くならない程度に。でも十分な量を。煮炊きするようなものは気圧が低いので不向きです。おにぎりがお勧めですね。山小屋でも簡単な食事はできますが、ラーメンが今ではおそらく1,000円近くするのではないでしょうか？しかもインスタントですよ。ぬるいし･･･。
?食料２　　：袋に入ったお菓子はバラして持っていく。キャンディーやチョコレートはいいが他は極力減らす。例えばポテトチップスなどの袋は気圧の変化でパンパンに膨れるし、包み紙や袋を減らすということは当然持ち帰るゴミも減ることになります。
?衣類　　　：山頂は気温が５度前後かそれ以下になることもあるので、温かく軽いフリースが便利。また風除けになるウインドブレーカーも有効。
?シューズ　：トレッキングシューズがよい。それにスパッツを併用する。浅い靴だと火山礫が中に入り、歩くことに集中できなくなります。あくまでも登山用なので、往復の移動中は普段使用する履物を。往復の全てをトレッキングシューズにするとキツイですよ。簡単なサンダルもあるといいです。
?雨具　　　：傘は持っていかない。カッパのみ。富士山は雨雲より高い山なので山頂で降られることはありませんが、下山途中で降られる場合もあるので一応用意する。
?カメラ　　：持って行かないと後で必ず後悔します。電池の充電と予備も忘れずに。たくさん思い出を撮りましょう。一人１台あれば故障や電池切れのトラブルも避けられますよ。
?タオル　　：汗をふき取るほか、首の後ろが日に焼けるので、日焼け防止にも役立つ。最低３枚あるとよい。
?手袋　　　：薄手のもので十分。いらないと思えば使わなければいい。
?ライト　　：夜登るときにあると便利。小さくて明るいＬＥＤかコンパクトな蛍光灯。登り始めしか使いません。
?高山病　　：なる人とならない人がいます。以前仲間の一人がなりました。頭が痛くなり、ボーっとして辛くなり、とても登れないということで一人で途中から戻りました。道のりが長いのでだめだと感じたら無理しないことですね。あと、酸素補給の缶が現地でも売られているので、持って行くといいでしょう。
?売店　　　：夜登ることを前提に。遅く着くとお店は閉店してしまいますし、駐車場もいっぱいで近くに停められなくなります。早めに着いてのんびり過ごし、食事は売店で済ませましょう。そして少しでも仮眠して体力を温存することです。
?トイレ　　：当然途中にはありません。山小屋にはあったと思いますが、これは事前に確認してください。
?リュック　：まさか手荷物ではないでしょうが、念のため。２０Ｌほどあればまぁ十分かと。
?お金と携帯：クルマには置きっ放しにしないこと。山頂には郵便局が出ていますので、ぜひ自分または家族や友人あてに出してみては？確かNTTドコモなら使えたと思います。写真を撮ってメールしたり、なんと言っても生で電話ですよね。便利になりました。
?その他　　：なんと言ってもゴミは出さないこと。日本が誇る富士山ですが、ゴミが多いために世界遺産に登録されていない事実。悲しいことです。
?御鉢巡り　：登頂したときはまさに感動の一言！御来光は途中でも見られますが、できれば山頂で見たいもの。でも本当の山頂は他にあります。確か建物がある反対側。休んだらぜひ御鉢巡りに挑戦を。一周１時間はかかると思いますが、3,776ｍ地点に立って記念写真を撮りましょう。

登ったのはだいぶ前なので思い出しながら書き込みましたが、ざっとこんな感じでしょうか。
下山ですが、絶対に道を間違えないように。登りと同じルートが間違いないです。
下りでは膝に負担がかかることがありますので、あわてず休憩を取りながら。ゆっくり下っても登りよりははるかに早く着きます。
他に時期的な問題ですが、お盆の前あたりは交通規制でマイカー乗り入れが禁止になることもあります。それと８月も中旬からは雷の発生も懸念されますので、７月後半から８月初旬がベストかも知れません。

他に漏れていることもあるといけないので、あとは大手登山用品店などでアドバイスを受けるといいと思います。

富士山は河口湖側の５合目が標高2,300ｍです。そこから山頂の3,776ｍまで登るのですから、無理せず一歩一歩頑張ってください。先にも記しましたが、硬い地面ではないので結構登りにくく辛いと思います。でもその一歩が必ず山頂へ届くんです。

回答日：2006-07-18

ハッチ88さん、こんばんは

自分は4年前に1度登り、今年の8月中旬に男4人で登る計画をしているところです。
普段から登山やトレッキングはしていないので、自分も初心者と言っていい領域だと思います。
初心者なりのアドバイスを記載しますね。

ハッチ88さんはバスツアーなどで行かれますか？個人で行かれますか？
ツアーであればガイドさんがつくようですので安心だとは思いますが、自分は個人で行ったので、?どこから登るか　?日程をどうするか　?服装をどうするか　?荷物は何を持つべきか　?休憩はどうするか、といった点に注意して調べたりしました。

?　主な登山口は、富士宮口、河口湖口、須走口、御殿場口の４つのようですが、初めての富士登山には五合目の標高が高い、富士宮口と河口湖口がよく利用されるようです。自分はポピュラーな河口湖口から登りました。途中で岩場も多少ありますが登りやすい方だとは思います。

?　当たり前ですが、平日か週末かで混み具合が大きく違うようです。
お盆の時期はもちろん、週末も避けた方がイイというのが個人的な感想です。
また、御来光を見るかどうかで日中の動きも変わってきます。
午後出発・山中1泊して御来光、夜から徹夜で御来光、朝からの日帰り登山といったところでしょうか。自分は22時ごろから登り始め徹夜で4時過ぎの御来光を見ました。
ここは体力を考えての判断が必要だと思います。
余裕を見ればもちろん、1泊するのがベターですが、高齢者の方も徹夜で登ってたりはしてました。山小屋できちんと休めるかどうかも（予約制です）検討した方がいいと思います。

??　5合目あたりでもひんやりしています。多少登り始めて暑くなったとしても、フリースやウィンドブレーカーは必要です。荷物は両手が空くように、リュックに入れるべきです。靴は運動靴でもイイと思いますが、トレッキングシューズの方が疲れないで済むと思いますし、下山時も楽かと思います。
あったほうがイイと思うのは、手袋（軍手がいい）、ヘッドライト（夜行登山の際でも両手が空くので）、カイロです。

?山小屋で休憩するという手もありますが、宿泊者でいっぱいな上、食事をとるのにもとても時間がかかっていたような気がします。
自分は登山道から外れた邪魔にならないところなどで座り込んでカロリーメートなどを口にしていました。チベットで高山病対策として学んだのですが、水は多めに飲んだ方がイイです。途中の山小屋などでも買えますが、ある程度は準備しておくべきです。

最後に高山病対策。対策と書いてしまいましたが・・・、対策らしい対策は無いです。
当日はしっかりと体調を整えることと、少しでも気分が悪くなったら休憩し、治らないようだったら無理をしないことです。
5合目に着いたら準備運動をするなどして少しでも高度順応を行いゆっくりめに登るといいです。水分を多めにとって体内の循環を良くするのもイイと思います。

せっかく富士山に登るのであれば、御来光を見るべきだと思います。
その美しさで山登りの辛さも吹き飛びます！
ココでは書ききれないこともありますので、不明な点ありましたら、また記載ください。分かる範囲でお答えします。

※長くてスミマセン・・・

【参考URL】http://4travel.jp/traveler/hippie1979/album/10077376/