とにかくフライトキャンセルが頻発する航空会社なのでスケジュールが全くあてになりません。予定日の一日前のスケジュールを組んでおかないと大変な目に合います。幸い当方はスケジュール通りに飛びましたが、現地の案内人によって予備日を設けたフライトにしておいたほどです。
また手荷物超過料が国内線でも高額です。出来ることなら利用したくない航空会社です。

マダガスカル航空はメチャクチャだった。
理由なしでキャンセルするし・・・たぶん乗客が少ない？・・・
国際線でもキャンセルする。
遅れるのは普通！
できればマダガスカルに行こうと思う方は、
ケニア航空でバンコク～ナイロビ経由アンタナナリボへ！
あるいはエア・オーストラルでレユニオン経由でアンタナナリボ！
何とも杜撰な飛行機会社だった。

日本からマダガスカルに最短でアクセスするためには、ほぼ強制的にこの航空会社を使わなければなりませんが、ある程度の気概で臨むことが必要かと思われます。逆に言えば、他のレヴューにもあるように、過度な期待、つまり、日本の航空会社のそれのようなサービスや設備を期待せずに臨めば、それ程ストレスなく利用できると思います。以下、箇条書きで良い点、悪い点を書きます。

＜良い点＞
・日本からマダガスカルへ行くには最短。
・バンコクからだと９時間のフライトなので、長時間のフライトがキツイ人にも耐えられる。
・基本的に座席指定はあってないようなものなので、搭乗後に自由な席に移動できる。
・客室乗務員の衣装（？）の蛍光色を含む布がキレイ

＜悪い点＞
・設備がひどい。エールフランス機のお下がりで、エールフランスの説明などがそのまま残っている。テーブルも破損していた。
・エンターテインメントがまったくない。長時間のフライトにもかかわらず、映画などの娯楽が利用できなかった（たまたまなのか、恒常的なのかは不明）。本を読む場合、読書灯も使用できないことがあるので、ハードコピーではなく、電子書籍がオススメ。ipadなど、自分で持参する方がよいです。
・客室乗務員の態度がひどい。呼び出しに気づいていても、無視する。また、他の乗客（知り合いなのか？）や乗務員仲間とかなり大声でおしゃべりをしている。
・席が事実上自由なので、座席争奪戦が生じる。争奪戦に参加せずとも、近くにうるさい乗客が来る可能性がある。
・英語を解さない客室乗務員が少なくないため、フランス語もしくはマラガシ語ができないと困ることがある。

フライトの遅延がよく言及されますが、大きな遅延はありませんでした。たまたまかもしれませんが、ほぼ定刻でした。

その他として、人種差別的発言と受け取られるかもしれませんが、広州からのバンコク経由便ということもあり、中国からの乗客が非常に多く、非常にマナーが悪かったです。具体的には土足で座席に足を乗せたり、離れて座っている知り合いと大声でおしゃべりしたり（３人掛けシートをひとりで使用するため、隣り合っては座らない）する乗客がひとり、ふたりではありませんでした。人数が多いため、そう感じるとの声もありますが、それだけでは説明できないものがありました。

以上、辛口コメントもありましたが、マダガスカル自体はそれでも訪れる価値のある国でした。航空会社の改善とマダガスカル自体の観光産業への意識がもう少し変われば、観光大国になりそうな気がします。

マダガスカルのタナからコモロのモロニまで利用しました。機材はＢ７３７の予定でしたがＡＴＲ７２に変更となったうえに１時間程度の遅延。エンターテイメント設備は無く程よく使い込まれた機材でした。パン系の機内食の提供はありますが味のコメントは控えさせていただきます。

バンコクからマダガスカルの首都「アンタナナリボ」まで利用しました。
中国の広州からバンコクを経由してマダガスカルに向かうフライトです。
エコノミーの座席配列は2-4-2で、エコノミークラスはほぼ満席ですが、事前にリクエストをして窓側2席を指定しておきました。
一般的な海外の航空会社と特に変わる点はなく、9時間ほどのフライトでしたが、快適に過ごせました。

マダガスカスカル航空は時間が遅れることが当たり前。アンタナナリボの空港は小さく、到着機からバスでターミナルに移動。建物に入ったところが入国審査の場所。廊下を通って前に進むとか別の部屋に行くとかじゃない。
審査を受ける人の列もごちゃごちゃで整頓されない。闇ブローカーらしき人が周りにいて早く審査を希望する人は彼らに金を握らせ最前列に行き、パスポートを係りに渡し入国していく。とんでもないわいろが公然とやられている国でした。入国にはビザとパスポート、入国カードの提出が義務付けられています。
出国の時は厳格に出国審査がされていました。
国内便もマダガスカル航空ですが時刻表があってもその通り運行されない、目的地さえ急に迂回し、どこかを経由する変更になるから時間に余裕をもって行くことが必要です。

ヨハネスブルグからアンタナナリヴォを往復しました。アンアナナリヴォへは早朝3時到着、復路はアンタナナリヴォを6時出発と非常に使い勝手が悪いですがその他の航空会社に比べて200USD以上安かったです。機内食は普通に美味しかったです。

（１）スケジュール変更について
　国内線４区間を予約していたうち、４区間すべてがスケジュール変更となりましたが、私の場合、直接日本総代理店に予約をお願いしていたため、日本出発の１週間前にはメールが入りました。よって、すべて自分のスケジュールを事前調整をすることが出来ました。（旅行代理店ならびにＨＰ経由で予約を入れた場合に事前に同様のメールが送信されるか否かは、私には不明です。）
　また、この時刻変更通知以降の時刻の再変更はなく、現地でも時刻どおり運行されました。
　なお、国際線については、往路(MD11)は時刻どおり、復路(MD10)は１時間遅れて離陸しましたが、広州まで飛んでいくうちに、時刻は修正されていきました。復路バンコクで乗り継ごうとしていた人は、気が気でなかったようです…。


（２）空港セキュリティチャージ（以下、ＲＳＡ）について
　２０１３年９月下旬以降、徴収がなくなった模様です。旅行中に訪れたアンタナナリボ、フォールドーファン（トラニャロ）、ディエゴスアレス（アンツィラナナ）のＲＳＡ徴収カウンターはすべて閉鎖されていました。
　ある空港職員に、航空券に切り込まれるはずだからマダガスカル航空の支店に行きなさいと言われましたが、実際にはマダガスカル航空ではそのような取り扱いはなく、徴収されていません。
　今後、このＲＳＡの取り扱いそのものがなくなるのか、航空券に切り込まれる手はずが整うのか、制度の存廃もしくは改定について、注視が必要と思われます。


（３）預託手荷物について
　[往路] 香港-(KA)-広州-(MD)-アンタナナリボ では、通しで預託手荷物を預けることができず、広州でいったん中国に入国して、チェックインをしなおしました。
　[復路] アンタナナリボ-(MD)-広州-(JL)-成田については、通しで預託手荷物を預けることができました。（ただし、広州で預託手荷物内にしまっていたアルカリ乾電池が見つかって、トランジットカウンターで長時間待たされることになりました。ご注意を。）
　また、預託手荷物に関連してのことですが、マダガスカル国内の空港では、国際線でも国内線でも、ビジネスクラスだからといって、預託手荷物が早く受け取れるわけではありませんでした。


（４）食事のタイミングについて
　往路(MD11)は、広州とバンコクを離陸して１時間後くらい、復路(MD10)は、アンタナナリボとバンコクを離陸して１時間後くらいです。


（５）ＢＫＫ降機について
　往路、復路とも、広州-アンタナナリボを通して搭乗する場合、バンコクでは一歩も飛行機の外には降りられず、閉じ込められます。

航空運賃が高い割にサービスがこれといって良いわけでなく、機内食もごく普通。各席にモニターが着いていないので、好きな映画を自由に見ることができず、時間をもてあましてしまい、ひたすら寝るしかなかった。共通のモニターはあるけど小さくあまり良く見えなかった。

座席は狭く、テレビ画面は小さいのでエンタメは無しと思った方がよい。機内食も少々妙なものが・・飲み物はアルコールはビールのみ。ですが日本語の話せるスタッフもいます。ただ人数が少ないので英語が話せるならきた人にどんどんリクエストしたほうが早いです。スタッフのかたの感じはとても優しく親切でしたよ。安いし直行便ということでOK！