2017/05/23 - 2017/05/23
50位(同エリア835件中)
かっちんさん
JR東日本「大人の休日倶楽部」会員限定の「TRAIN SUITE 四季島」説明会の抽選に当たり、参加してきました。
説明会は「JR東ステーションコンファレンス万世橋」(交通博物館跡地)で行われ、四季島の魅力をたっぷり1時間半聞きました。
「トランスイート四季島」は、「TRAIN」のフランス語読みと「SUITE」の英語を組合わせたものです。
「深遊 探訪」をコンセプトにし、色濃く変わる四季のうつろいと、今までにない体験の発見を通じて、まだ知らないことがあったという幸福を実感できるクルーズトレインです。
上野駅では13番線と14番線の間に設けられた四季島専用の13.5番線から乗車し、特別な世界に入り込むことができます。
旅行記の「TRAIN SUITE 四季島」を紹介する写真は、JR東日本の四季島パンフレットを使用させてもらいました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
秋葉原周辺の地図
JR秋葉原駅から万世橋を渡り、説明会会場「JR神田万世橋ビル」へ向かいます。
平成18年(2006)まで、交通博物館のあったところです。 -
電気街の秋葉原
電気街の姿は以前より消えています。 -
万世橋を走る中央線
-
美しい親柱の万世橋
神田川に架かる現在の万世橋は、昭和5年(1930)のコンクリートアーチ橋です。
後ろに見える建物が、これから行くJR神田万世橋ビルです。 -
赤レンガの万世橋高架橋を走る中央線快速電車
-
イチオシ
御茶ノ水駅から分かれた黄色の総武線
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JR神田万世橋ビルに到着
ここに「JR東ステーションコンファレンス万世橋」があります。
2013年1月に竣工した地上20階建ての建物です。 -
SL動輪をイメージしたモニュメント
1階ロビーの壁に展示されています。 -
説明会の会場
招待客は300名。1日を3回の時間帯に分け、各回100名が参加します。
座席には四季島のパンフレットとちょっとしたお土産があります。
では、映像とパワーポイントで説明してもらった「トランスイート四季島」について紹介します。 -
トランスイート四季島(駅ポスター)
2017年5月1日が運行開始日。毎回1週間単位で「深遊 探訪」(しんゆう たんぼう)に出ます。
月曜~木曜が3泊4日コース、金曜が車両整備日、土日が1泊2日コースになっています。
運行開始の半年前から東北・北海道を巡るコースを実際にまわり、試運転と乗務員の訓練を積み重ねてきました。
ポスターは、後日上野駅を訪れた際、駅構内に掲示されていたものです。 -
コンセプト「深遊 探訪」とは
『色濃く変わる四季のうつろいと、今までにない体験の発見を通じて、まだ知らないことがあったという幸福を実感していただきたい。
そんな「TRAIN SUITE 四季島」の旅をこのメッセージに込めました。』
「深遊 探訪」はJR東日本で考え抜かれた造語です。 -
車両のデザイン
工業デザイナー、カーデザイナーとして有名な奥山清行氏のデザインです。
いくつもの窓形状で構成されたユニークな外観が、この旅のさまざまな体験を予感させます。 -
edc方式+複電圧対応車両
日本の在来線区間ならどこでも自力で走れるクルーズトレイン。
電化区間の直流1.5kv、交流20kv、青函トンネル(北海道新幹線)の25kvに対応できる電車です。
北海道などの非電化区間ではパンタグラフを下げ、ディーゼルエンジンで発電した電気でモーターを回し走ります。
従来の「カシオペア」や「ななつ星」は機関車にけん引されて走りますが、「トランスイート四季島」は自力走行できるので、先頭と最後尾が展望車になっています。 -
イチオシ
四季島のロゴマーク
「ひと」、「もの」、「こと」を表す3本線が、四季を意味する「四つの節目」を巡り戻ってくるデザインになっています。
家紋のようなデザインです。 -
旅の始まりは上野駅
旅の起点となる上野駅に、専用のラウンジ「プロローグ四季島」を設けており、これから始まる感動体験を予感させ、出発を待つことができます。 -
13番線から出発する「トランスイート四季島」
13番線と言えば、かつて北斗星、カシオペアなど、長距離寝台特急が発着したところです。 -
イチオシ
旅立ちは特別なホーム「13.5番線」
13番線と14番線の間に13.5番線が設けられ、ここから「トランスイート四季島」の世界に入ることができます。
「じゅうさん てん ごばんせん」が正式名称になっています。 -
シックなデザインの「13.5番線」
クルーズトレインに予約できた「34名(17室)」の乗客だけが通れるホームです。 -
「トランスイート四季島」の入口はひとつ
10両編成中央の5号車「ラウンジ こもれび」が車内への玄関になります。
今は普通電車が停車しており、従来の13番線が乗降ホームです。 -
ホームの配置図
13番線と14番線の間に、「13.5番線」ホームが新設されました。 -
「トランスイート四季島」の編成(1~6号車)
1号車が展望ラウンジ、2~4号車がスイート、5号車がラウンジ、6号車がダイニングです。 -
「トランスイート四季島」の編成(7~10号車)
7号車が四季島スイート/デラックススイート、8・9号車がスイート、10号車が展望ラウンジです。
客室数の多いスイートは1両に3室づつ設置されています。 -
贅沢な客室
全室がスイートルーム以上の贅沢な客室です。
メゾネットタイプの四季島スイートが1室、フラットタイプのデラックススイートが1室、スイートが15室、用意されています。
どの部屋にも寝室、トイレ、浴室またはシャワールームがあります。 -
最上級の「四季島スイート」
見晴らしのいい2階と、落ち着いた空間がやすらぎをもたらす1階の、2つのフロアで構成されています。
1階には寝室、2階には畳を敷いた掘りごたつ風のテーブルがある和の空間が広がります。
特製の檜風呂も用意され、リラックスした時間を過ごせます。 -
走るアートとも呼ばれる「デラックススイート」
空間の贅沢さと上質さをテーマにしたデラックススイート。
日本古来の柄や木を使いながら、和紙、漆、石などさまざまな素材を組み合わせ、クラシカルなだけではない、モダンで洗練された雰囲気を演出しています。
ここにも檜風呂も用意されています。 -
1番多い「スイート」
大きな窓と浴室がシャワールームになっています。 -
ラウンジと展望車
ラウンジは空に向かって枝を伸ばす樹木をイメージさせ洗練されています。
展望車は先頭と最後尾にあり、壁から天井にまで広がる窓から、森林や田園、海辺、星空などの風景が眺められます。 -
ダイニング
東日本各地の旬の滋味を取り入れた料理が心を込めて用意されています。
18名分の座席なので、食事の時間を2回に分けています。 -
大人の休日倶楽部限定ツアー
今回説明会の抽選に当たった300名から、さらに34名の抽選になります。
2泊3日コースの料金は2名参加で1名あたり60万~82万円です。
今年の一般向けツアーはすでに完売しており、2018年4月~6月出発の3泊4日コースは1名あたり74万~95万円です。 -
大人の休日倶楽部限定ツアー
昼間は列車を降りてトレインクルーの案内でツアーに出かけます。 -
笑顔のトレインクルー
車内及び旅行行程中の接客・添乗乗務、食事や飲み物サービス、清掃業務、ベッドメーキングなど、何でもこなすトレインクルーの皆さんです。 -
イチオシ
お土産
四季島のロゴをモチーフにした虎屋の和三盆をいただきました。
乗車すると車内でいただける和菓子です。 -
赤レンガの万世橋高架橋
高架橋の下はお店や事務所になっています。 -
茨城マルシェ
有楽町に移動して、ここで昼食にします。 -
茨城野菜ビュッフェ
ランチタイム(11:00~14:00)は、茨城県産の野菜が食べ放題になります。 -
手打ち常陸秋そば
本わさび付きの常陸秋そば(980円)を美味しくいただきました。
今日は「トランスイート四季島」のコンセプトやクルーズトレインについて知ることができました。
旅のスタイルによって、四季島に乗車する価値観が異なると思います。
四季島コンセプトの「深遊 探訪」、日本にはまだ見知らぬ世界が数多くあります。その例が以下のテレビ放映と旅行記です。
2017年5月28日朝にNHKで放映された「さわやか自然八景 北海道 突しょう山」は旭川市郊外にあり、雪解けと共にカタクリやエゾエンゴサク等、色とりどりの花が一気に咲き誇ります。
番組直後から、かっちん旅行記「旭川突哨山のカタクリ・エゾエンゴサク大群落 2016(北海道)」のアクセス数が急激に増え、放送当日だけで165件になりました。初めて知った人が多いことがわかります。
http://4travel.jp/travelogue/11134689
この番組は2017年6月3日にBSプレミアムで再放送されるので見逃した方はどうぞ。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 梨田ヒカリ(元北の旅人)さん 2017/05/30 10:06:53
- おかげさまで
- 「TRAIN SWITE」の訳部分がなぜ「トレインスイート」でないのか理由がわかって納得しましたがなぜ「「トレイン」の部分だけフランス語なんでしょうね?
- かっちんさん からの返信 2017/05/30 18:49:12
- RE: おかげさまで
- 北の旅人さん
こんにちは。
謎が解けてよかったですね。
新幹線に乗ると、冊子「トランヴェール」もあります。
「トラン」が感じよく聞こえる言葉なんでしょうね。
かっちん
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