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昭和天皇が眠る武蔵野御陵、テレビや新聞では見たことがあるものの、実際に行って見た人は意外に少ないのでは? 私もその一人だった。場所は町田街道の終点、高尾駅にほど近い。なので町田の自宅からも遠くない距離だ。3.11だから心を鎮めたかったという訳ではないが、震災から6年立ったこの日に、武蔵野陵を訪ねた。

武蔵野御陵は壮大な古墳だった

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2017/03/11 - 2017/03/11

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ころた

ころたさん

昭和天皇が眠る武蔵野御陵、テレビや新聞では見たことがあるものの、実際に行って見た人は意外に少ないのでは? 私もその一人だった。場所は町田街道の終点、高尾駅にほど近い。なので町田の自宅からも遠くない距離だ。3.11だから心を鎮めたかったという訳ではないが、震災から6年立ったこの日に、武蔵野陵を訪ねた。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
自家用車

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  • 武蔵野御陵は宮内庁管轄の天皇家の墓地。武蔵野陵は「むさしののみささぎ」と読む。いつでも誰でも参拝できる。高尾駅からまっすぐに伸びる都道が気持ちいい。

    武蔵野御陵は宮内庁管轄の天皇家の墓地。武蔵野陵は「むさしののみささぎ」と読む。いつでも誰でも参拝できる。高尾駅からまっすぐに伸びる都道が気持ちいい。

  • 駐車場も無料だ。

    駐車場も無料だ。

  • 土曜日の午後、春と呼ぶには少し肌寒い武蔵野は、ひっそりとして人影は少なかった。

    土曜日の午後、春と呼ぶには少し肌寒い武蔵野は、ひっそりとして人影は少なかった。

  • 武蔵野御陵には昭和天皇陵である武蔵野陵と、香淳皇后陵である武蔵野東陵、および大正天皇陵である多摩陵(たまのみささぎ)と、貞明皇后陵である多摩東陵が並んでいる。

    武蔵野御陵には昭和天皇陵である武蔵野陵と、香淳皇后陵である武蔵野東陵、および大正天皇陵である多摩陵(たまのみささぎ)と、貞明皇后陵である多摩東陵が並んでいる。

  • それぞれ正門から500mほど森の中の参道を歩いたところにある。

    それぞれ正門から500mほど森の中の参道を歩いたところにある。

  • 参道を入るとすぐ左手に、御陵の監区事務所があった。

    参道を入るとすぐ左手に、御陵の監区事務所があった。

  • そこを過ぎると右手に手水場がある。御陵は神社ではないが、天皇はやはり「神」に近い存在なのか。別に批判的な意味で行っているのではなく、物静かな御陵内の雰囲気が自然に神社のような雰囲気を醸し出している。

    そこを過ぎると右手に手水場がある。御陵は神社ではないが、天皇はやはり「神」に近い存在なのか。別に批判的な意味で行っているのではなく、物静かな御陵内の雰囲気が自然に神社のような雰囲気を醸し出している。

  • 手水場の奥の池。真ん中の島に何かいるぞ。鳥の彫刻か?

    手水場の奥の池。真ん中の島に何かいるぞ。鳥の彫刻か?

  • いやいや、本物のシラサギでした。微動だにしないので、彫刻かと思ったよ。

    いやいや、本物のシラサギでした。微動だにしないので、彫刻かと思ったよ。

  • そこから先は杉並木に囲まれた砂利道が続く。この杉は京都の北山杉を120本、移植したらしい。なんとも綺麗に揃っている。

    そこから先は杉並木に囲まれた砂利道が続く。この杉は京都の北山杉を120本、移植したらしい。なんとも綺麗に揃っている。

  • 手入れの行き届いたきれいな林だ。

    手入れの行き届いたきれいな林だ。

  • まずは多摩東陵に向かおう。

    まずは多摩東陵に向かおう。

  • 大正天皇妃である貞明皇后の御陵は多摩東陵、「たまのひがしのみささぎ」と読む。

    大正天皇妃である貞明皇后の御陵は多摩東陵、「たまのひがしのみささぎ」と読む。

  • 近付いてみるとでかい。やはりこれは古墳と呼ぶべきものだ。形としては上円下方墳、すなわち下が四角で上がドーム型をしている。四角の一辺は27mとなっている。

    近付いてみるとでかい。やはりこれは古墳と呼ぶべきものだ。形としては上円下方墳、すなわち下が四角で上がドーム型をしている。四角の一辺は27mとなっている。

  • 皇后陵に気圧された感があるのだが、続いて大正天皇陵に向かった。

    皇后陵に気圧された感があるのだが、続いて大正天皇陵に向かった。

  • 大正天皇御陵は多摩陵、「たまのみささぎ」と読む。形はほぼ多摩東陵と同じ。

    大正天皇御陵は多摩陵、「たまのみささぎ」と読む。形はほぼ多摩東陵と同じ。

  • 石段の下まで近づけるので、ここで手を合わせて参拝をした。<br />ちなみに皇族の方々もそれぞれの命日にはお参りにいらして、祭祀が行なわれるとのこと。

    石段の下まで近づけるので、ここで手を合わせて参拝をした。
    ちなみに皇族の方々もそれぞれの命日にはお参りにいらして、祭祀が行なわれるとのこと。

  • ではその奥の武蔵野御陵に向かおう。

    ではその奥の武蔵野御陵に向かおう。

  • ここも左手に昭和天皇陵、それに並んで右手に香淳皇后陵がある。ちなみに大正天皇陵にも昭和天皇陵にも警察官の詰め所があり、警備にあたっている。

    ここも左手に昭和天皇陵、それに並んで右手に香淳皇后陵がある。ちなみに大正天皇陵にも昭和天皇陵にも警察官の詰め所があり、警備にあたっている。

  • 昭和天皇陵である武蔵野陵、「むさしののみささぎ」は、大正天皇陵とほぼ同じ大きさと形。

    イチオシ

    昭和天皇陵である武蔵野陵、「むさしののみささぎ」は、大正天皇陵とほぼ同じ大きさと形。

  • よく見ると、上部のドームが大正天皇陵よりも低くなっている。陵までの石段も大正天皇陵よりかなり低いので、御陵の下部が見通せる。

    よく見ると、上部のドームが大正天皇陵よりも低くなっている。陵までの石段も大正天皇陵よりかなり低いので、御陵の下部が見通せる。

  • 後方に豊かな森を従えた姿は、まさに古墳そのもの。

    後方に豊かな森を従えた姿は、まさに古墳そのもの。

  • 参拝を終え、右手の香淳皇后陵に向かう。

    参拝を終え、右手の香淳皇后陵に向かう。

  • 香淳皇后陵の右には白梅。

    香淳皇后陵の右には白梅。

  • 左には紅梅が植えられている。おだやかな形の御陵によく似合っている。

    左には紅梅が植えられている。おだやかな形の御陵によく似合っている。

  • 4つの御陵をお参りして左手の北参道を駐車場方向に歩く。こちらの道は舗装されている。

    4つの御陵をお参りして左手の北参道を駐車場方向に歩く。こちらの道は舗装されている。

  • 気持ちのいい杉並木と手入れの行き届いた森、荘厳な御陵。もっと人が来てもいいのにと思いながら、御陵を後にした。

    気持ちのいい杉並木と手入れの行き届いた森、荘厳な御陵。もっと人が来てもいいのにと思いながら、御陵を後にした。

  • 町田街道をまっすぐに行けば我が家なのだが、ちょっと寄り道をした。

    町田街道をまっすぐに行けば我が家なのだが、ちょっと寄り道をした。

  • ここは「絹の道資料館」。絹の産地である八王子から、積み出し港の横浜に行く道は、いまでは国道16号という色気のない名前だが、かつてはまさに「絹の道」であった。

    ここは「絹の道資料館」。絹の産地である八王子から、積み出し港の横浜に行く道は、いまでは国道16号という色気のない名前だが、かつてはまさに「絹の道」であった。

    絹の道資料館 美術館・博物館

  • 絹の道資料館は生糸商人であった八木下要右衛門の屋敷跡に建てられた八王子市立の小さな博物館だ。

    絹の道資料館は生糸商人であった八木下要右衛門の屋敷跡に建てられた八王子市立の小さな博物館だ。

  • その造りは当時をしのばせるものになっているが、復元家屋ではないそうだ。

    その造りは当時をしのばせるものになっているが、復元家屋ではないそうだ。

  • 入場は無料。蚕のぬいぐるみのある受付に記帳だけして入場する。

    入場は無料。蚕のぬいぐるみのある受付に記帳だけして入場する。

  • 資料館では当時の養蚕や生糸生産、街道の様子などをパネル展示している。

    資料館では当時の養蚕や生糸生産、街道の様子などをパネル展示している。

  • 日本の絹は、幕末から明治初期の主要輸出品であった。その背景を資料で展示している。

    日本の絹は、幕末から明治初期の主要輸出品であった。その背景を資料で展示している。

  • 屋敷跡である資料館には、当時の家屋の遺構が残されている。

    屋敷跡である資料館には、当時の家屋の遺構が残されている。

  • 資料館の前の畑の端っこに、何やら怪しいものがある。ちょっと近づいてみよう。

    資料館の前の畑の端っこに、何やら怪しいものがある。ちょっと近づいてみよう。

  • ホタルの里ビオドーブ?

    ホタルの里ビオドーブ?

  • 確かに畑の中に堀を巡らせて、清水を流しているようだ。ここをホタルが飛び交うビオドーブにしているらしい。

    確かに畑の中に堀を巡らせて、清水を流しているようだ。ここをホタルが飛び交うビオドーブにしているらしい。

  • するとこれは・・・、あ~ホタルだったのね。でっかいカミキリムシかと思ったよ。

    するとこれは・・・、あ~ホタルだったのね。でっかいカミキリムシかと思ったよ。

  • 最後は思わぬものも見られた武蔵野散歩。畑の向こう側はもう南大沢の街並みだ。<br />ゆっくりと帰ることにしよう。

    最後は思わぬものも見られた武蔵野散歩。畑の向こう側はもう南大沢の街並みだ。
    ゆっくりと帰ることにしよう。

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