2016/11/26 - 2016/11/27
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chiaki-kさん
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最後の晩餐というとレオナルド・ダ・ヴィンチがミラノの教会の壁に描いた絵が有名なのだが、もっと古い最後の晩餐の絵は世界中にたくさんある。表紙の写真は中世のモザイク画だが、皿の上には鰯(いわし)と思われる魚が2匹乗っている。そういえば12使徒のうちペテロ、アンデレ、ヤコブは漁師だったね。
そして、26日に訪れたナザレの夕食は皿に乗った鰯が3匹! ちなみにナザレとはイエス・キリストが幼少期から30歳になるまで過ごしたイスラエルの町のこと、さらにテーブルの上にはキリストの血である赤ワインのフルボトル。もう、このまま弟子入りしても良さそうな楽しい晩餐だった。
2024/03/06 一部修正
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 2.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 2.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- イベリア航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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11/26
9:00にポルトのホテルを出発するときは雨模様であったが、A1号線に入りコインブラ・リスボン方面へ南下するに従い天候は回復、久しぶりの青空が顔を出す。旅行はこうでなきゃ。ちなみにここからリスボンまでは232km。コインブラはその半分くらい。 -
Coimbraの名前が出てきた。
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ポルトガルの高速道路は日本と同じく有料。ETCも設置されている。料金は不明だが間違いなく日本より安いはず。
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モンデゴ川の向こうにコインブラの街が見えてきた。コインブラは人口約10万人のポルトガル第3の都市。
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コインブラ大学に到着。
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名物の黒いマントを羽織った学生らしき人物がさっそくアルバイトに寄ってきた。うーむ、顔を消すと”カオナシ”みたい。
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大学構内へ入る門の上には・・・
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こんなものが結ばれている。卒業生が記念にマントやシャツの切れ端を結んでいくのだそうだ。
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これが有名なコインブラ大学。ただし、これは旧館で現在は近代的な建物が市内あちらこちらに散らばって建っているとのこと。
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この授業開始を告げる鐘楼はコインブラのランドマーク。
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このゴージャスな建物は図書館。残念ながら中には入れず。(今回のツアーはこのパターン多すぎ)
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旧大学を見学してから路地を下る。以前はこういった路地に学生達の安宿があったらしい。
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今は観光客を泊まらせるホステルなどに変身中とのこと。
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こんな狭い所に教会発見。
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石段の続く路地、車はどうするんだろう。
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突然TDのKさんがとある店に入ってゆく。メンバーさんもゾロゾロ後をついて行くとなんと、ファドの店! 偶然お店にいた男性がファドの出来る方だったので、Kさんと現地ガイドさんが頼み込んで、一曲披露していただいた。Kさん、ナイスジョブ。なお、ファドというとリスボンが有名なのだが、リスボンはほとんど女性。それに対してコインブラは、ほとんどが男性なのだそうだ。ファドとは日本の演歌のようなもので、男女の別れなどを切なく歌ったものが多いのだがまさに”哀愁のポルトガル”にふさわしいような歌が流れた。
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画になります。
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アズレージョは元々はイスラムの職人達が手がけていたものだが、今ではポルトガルを代表するお土産の一つになっている。(買わなかったけど・・・)
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一番下の大きな通りまで降りてくると、一段と賑やかになってきた。
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Pastelaria Briosa という店のショーウインドーに並べてあった、おいしそーなケーキ達。ちなみにカミさんはここでコンフェイトー(金平糖)を一袋購入する。
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広場から南へ5分ほど歩いたところにあるレストラン、ドン・ペドロへ入る。後でわかったのだが、「○○の歩き方」レストラン紹介欄の一番上に載っています。
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左上:汗をかいたのでポルトガルを代表するビール"SUPER BOCK"をオーダー。
右上:何かのスープ
左下:ライスとチキン&ポテトフライ
右下:ウェハウスのようなデザート
ポテトフライがおいしかった。 -
ランチタイムが終わり、コインブラに別れを告げたバスは出来たばかりの高速道路A13号線をトマールへ。
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多分EUあたりから借金して造った道路かと思うのだが、ご覧の通りガラガラ。一応有料道路なのだが、これでは採算はとれないだろう。
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やがてバスはトマールに止まる。(^^;; やってきたのはキリスト修道院。
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1147年、イスラム教徒との戦いで勝利をあげたテンプル騎士団はアフォンソ1世から、ここに土地を与えられ堅牢な要塞と教会をここに築いた。写真は礼拝堂の外観だが、まるで強固な砦だ。なお、テンプル騎士団が禁止されてからはキリスト騎士団が引き継いだため、今のキリスト修道院という名前になっている。
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修復の終わったレリーフがきれい。
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これは天球儀らしい。
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墓の回廊と呼ぶ
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アズレージョがきれいに残っている。
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礼拝堂の中はこんな感じで、珍しい16角形の祭壇が中央にある。これは、騎士達が馬に乗ったまま礼拝できるようにしたため。
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磔刑のキリストの横に座り込んでいるのはマグダラのマリアか。
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キリストの上はこんな風になっておる。凄い金細工だ。
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一旦外へ出る。これはマヌエル様式の窓と呼ばれるもの。
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ヴァスコ・ダ・ガマらしい。
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窓の周囲の飾りは海に関するもので一杯。ポルトガルがいかに海と関わり合いが深いかを表現しているともいえる。
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ここは修道院なので当然ながら修道僧の居室がある。
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まるで刑務所の独房といった感じ。
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食堂では会話はもちろん、一切音を立ててはいけなかったようだ。
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修道院は高台にあるので水は貴重。ちなみにこの庭の下には雨水を貯蔵するタンクがあり、籠城に備えていたらしい。写真はタンクに降りていく石造りの螺旋階段。
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バスはトマールから今夜の宿泊地であるナザレを目指す。高規格道路の周囲の丘には発電用の風車が回っている。
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17:00頃ナザレ到着。ホテルへ向かう前に高台のシティオ地区へ立ち寄る。TDさんを先頭に広場を横切ると・・・
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プライア地区を眼下に一望する展望台に到着。
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夏のリゾートだけあって、素晴らしい砂浜。
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パノラマでどうぞ。
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後ろの高台の上に今夜泊まるホテルがあるのはわかっていたが画面の一番右端とは知らなかった。
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まるで町の上を飛ぶ聖霊のよう。
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海岸通りだがご覧の通り一方通行。
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イチオシ
縦構図で1枚。一番手前のテント小屋のような建物がこの後行くレストラン。
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ノッサ・セニューラ・ダ・ナザレ教会。昔、ロマノという僧が、はるばるナザレからマリア像を持ってきたことから、この地をナザレと呼ぶようになったのだが、そのマリア像はこの教会に祀られている。
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ナザレの繁華街なのだが、やはりシーズンオフということで人通りが少ない。
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夕食はこのレストラン。RESTAURANTE S. MIGUEL 。
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左上:ここは頑張って地ワインのフルボトルを注文。味の方はまあまあ。
右上:珍しくサラダが出た。
左下:表紙の鰯とポテト。
右下:デザートのアップルパイ
毎日ブーちゃんばかり食べてきたので、久しぶりに食べる鰯はおいしかった。 -
夕食後、高台にあるホテル、ミラマールへ移動するが、Googleで調べたミラマールと違い、人家の無い細い道の先にある、どん詰まりのような場所にあるホテルだった。
写真は翌朝撮影したものだが、HOTEL MIRAMAR の後ろに SUL の文字があったので、どうも別のホテルらしい。ホテルの内容は口コミにUPしたが、町からは最も遠い場所にあるホテルなのでアクセスは最悪、その他は、まあまあだった。 -
11/27
8:00 朝食後ホテル周辺を散策。15分以上歩いても集落まで、たどり着かないことがわかった。途中にあるのは空き家となった貸別荘と草ボウボウの空き地ばかりで、途中樹木が少なくなった場所でやっと朝日が当たるナザレの風景を撮影できた。
町の中央には朝市をやっている市場があることまで調べたのに残念。なお、町の上と下を結ぶケーブルカーは点検中ということで動いていなかったらしい。 -
9:00 ホテル出発。1時間ほどでバスはカルダス・ダ・ライーニャという町に到着。写真の像はジョアン2世の王妃レオノール。この地に鉱泉をもたらした人物。
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なんと今日は日曜日ということで広場では朝市開催中! ドライフルーツを購入する。
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ドライフルーツゲット! 今、気がついたが足下に見事なカサーダスが。さすがはポルトガル。
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バス乗り場の近くに陶芸専門店があり、面白い陶器が売られていた。カエル、鶏、それとナメクジなど。値段もリーズナブルだったのでキャベツの葉の形をした皿を1枚購入する。(旅行記の最後に紹介します)
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バスで15分ほど移動すると、こんな城壁が・・・オビドスだ。
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大きな駐車場にバスを駐め、ポルタ・ダ・ヴィラと呼ばれるメインゲートから入城。
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おとぎの国に入国。
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オビドスは細長い小さな町なのでメインストリートは1本しかない。今日は日曜日ということもあり、観光客で大賑わいだった。
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こんな路地に目がいってしまう。
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コルクの店
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サン・ペドロ教会
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そしてまた路地
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ブーゲンビリア
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馬車
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メインゲートまで戻って城壁散歩にチャレンジ。まずは急な石段を昇って、
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手すりの無いスリル満点の城壁を進むと、
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こんな風景と、
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こんな風景が待っていた。
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右下に町を見ながら、こんなところを歩く。
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良い眺めです。
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前方に石段が見えてきたので、この辺で降りるとする、ああ面白かった。
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オビドス城は時間が無いのでパス。ところが後でこの城が古城ホテル(ポサーダ)であることが判明する。ビックリ!!
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町中でニャンと遭遇。
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いいこだね~
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オビドスのランチはここどす。プリメイロ・デゼンブロという名のレストランで、この店も○○の歩き方に掲載されている店。
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左上:今回のビールはSAGRESという銘柄。味の方はまあまあ、左のボトルはオリーブ油。
右上:サラダと、とりわけたパン。
左下:鰯のペーストをパンに付けると美味。
右下:メインは、あさりとジャガイモとブーちゃんのコラボ料理。ちょっと不思議な取り合わせ。お味の方はまあまあ。 -
オビドスを後にA8号線を南下する。車窓からはノンビリとしたポルトガルの風景が流れていた。
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ロカ岬が近づくにつれて風車が増えてきた。
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オビドスから約1時間半、岬の灯台が見えてきた。
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バスを降りた先に例の石碑が近づいてきた。
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イチオシ
記念撮影は順番待ち。
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「ロカ岬 ここに地果て、海始まる(カモンエス) ヨーロッパ大陸の最西端ポイント」と書かれている。
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そしてヨーロッパ最西端に立つWATASHI。
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ロカ岬風景1:灯台などの建物。お土産屋さん、最西端到達証明書発行所や有料トイレもここにあります。
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ロカ岬風景2:灯台の先にある断崖。
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ロカ岬風景3:石碑と灯台の位置関係。
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ロカ岬風景4:風が強いので傘はあまり役に立たないかも知れない。
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ロカ岬風景5:いつまでも見ていたいマリンブルーの大西洋。思えば遠くにきたもんだ・・・の歌がよみがえる。
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ロカ岬風景6:南側の風景、こちらも断崖絶壁が続く。
このあとバスはリスボンへ向かうのですが、写真枚数が多くなってきましたので「2016年 ポルトガル旅行記3:コインブラ・トマール・ナザレ・オビドス・ロカ岬」は終了です。本日も最後まで、ご覧いただきありがとうございます。
2024/03/06 一部修正
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