ふたたびスワヒリの世界へ １日目（日本→ザンジバル）

2015/08/19 - 2015/08/26

アフリカの水を飲んだらふたたびアフリカに帰る、と本で読んだことがありましたが、まさか自分がそうなるとは思ってませんでした。2013年12月に初めてアフリカに行って以来、なんとなく気になってたアフリカ。アフリカ関連の知り合いが増え、スワヒリ語を習い、エチオピア航空が成田からエチオピアの直行便を出したキャンペーンで安くなったのを機に2015年8月にふたたびアフリカの地に帰りました。

日程はこんな感じ。エチオピアを経由するのでせっかくなので1日だけ観光することにしました。

8/19 21:40 成田 → アディスアベバ (ET673便)
8/20 07:30 アディスアベバ着
8/20 10:20 アディスアベバ → 14:45 ザンジバル (ET815便)
8/20-23 ザンジバル泊
8/24 15:45 ザンジバル → 19:50 アディスアベバ (ET814便) アディスアベバ泊
8/25 22:15 アディスアベバ → 8/26 20:40 成田 (ET672便)

大きなトラブルなく楽しんだ旅行になりました。まだまだアフリカ（というかスワヒリ文化）に帰ることがありそうです。

エリア ザンジバル(タンザニア)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: エチオピア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回のアフリカ旅行は8/19 21:40成田発アディスアベバ行きのエチオピア航空ET673便でスタート。18:30くらいに早めにチェックインしたら早速22:00くらいに遅れると説明あり。結局離陸は23:00前くらい。

日本食とはしばらく離れるかなぁと思って昼は蕎麦を食べたばかりだけど、チェックイン後に夜ごはん代わりは讃岐うどん。機内食がすぐだから軽めと思いつつ野菜かき揚げが美味しそうで思わず。残念ながら味はイマイチ。
久しぶりに成田に来たら食べ物屋さんの配置が分かりずらく、たまたま目に止まったうどんを食べたけど、寿し屋とかスープ屋とかあったので、そっちでも良かったかも。

22:30過ぎに搭乗開始。初のエチオピア航空。

足は普通に伸ばせたけど横幅はかなり狭かった。

成田からアフリカに直行と言っても途中で香港に着陸。成田で乗った人は降りることはできず、香港からの搭乗してくる人を待ち離陸することに。香港までは一列占有できると思ってたら香港でほぼ満席。前後で中国人家族の子供たちに挟まれ、左右は中国人の若い人たちのグループに挟まれ結構しんどかった。横が空いてたのだけが救い。。。

離陸前の安全の説明。エチオピアの公用語のアムハラ語と英語のみ。日本語は無し。

スワヒリ語は少しは勉強したけど、アムハラ語なんて分からないよーって思ってたら機内誌にアムハラ語の説明が出てた。結局、エチオピアでは「こんにちは」の「サラーム」と、「ありがとう」の「アムセグナッロー」だけを使いました。でも、「アムセグナッロー」っていうとかなりの人が笑顔を返してくれるので、こちらも嬉しくなります。

日本→香港間の機内食（機内食の前にスナックあり）。選択制ではなかった。今回の旅行で、成田〜香港間で1回、香港〜アディスアベバ間で2回、アディスアベバ〜ザンジバル間で1回の片道4回、往復8回の機内食が出たけど日本発便がいちばん不味かった。メインは半分くらいで断念。サラダとデザートは一口ずつ。パンだけは完食。
香港着陸後にキャビンアテンダントが「英語は話せますか？」と聞いてきて食事のアンケートに来たけど「ちょっとだけ」と答えたら離れていきました。チェックイン時、搭乗時のサービス含めもっともっと頑張らないとエミレーツとかと張り合えないなぁという印象。

香港で2,3時間待ち（眠くてあんまり覚えてない）。機内清掃があり、その後人がたくさん乗ってきてから離陸。安定飛行に入ったらすぐに機内食。牛肉を選択。まぁまぁ。とはいえ日本時間の真夜中なのでメインのおかずは食べたけどサラダとデザートは残して就寝。
ちなみに映画はあまり最新のものや日本で封切りよりの先行しているもの無しでちょっと残念。結局、iPhoneに入ってた音楽を聴いてました。

着陸前に朝食。パン2つとフルーツとヨーグルト。これらは完食。

成田出発が遅れたけどアディスアベバ到着はほぼ定刻通り。飛行機からバスに乗り換えて飛行場に向かいます。このときエチオピア時間の朝7:30。寒くてびっくり。アディスアベバは標高が高いから気をつけてたけど、Tシャツと薄手のパーカーでは寒かった。

エチオピア航空のトランジットエリア。「トランジットはあっち」という空港係員に従って進んで行ったら、外には出られず、食べ物どころか飲み物も買えず、小さなトイレが一つしかないエリアで待機。窓越しの向こうには免税店が見えるのに外への出方がわからず。というか出られないのかな。トランジット利用者が結構たくさん居るのにこれは不便。頑張れエチオピアって感じ。

3時間以上待ってザンジバルへの飛行機に搭乗開始。成田発便よりも少し古いイメージの飛行機内。USBで充電ができたけど接続が悪いのかすぐに充電が断続的だった。原因不明。

機内食。チキン。これは美味しかった。デザートは一口でやめたけど。甘すぎる上にヌルいデザートは無理。

アディスアベバ→ザンジバル間だと機内からキリマンジャロが見えるかもしれませんと言われ、いつもは通路側だけど今回は窓際を希望。希望叶って窓際へ。途中不思議な色の湖あり。ケニア上空だったけどビクトリア湖ではなかった。

おー、山だ！キリマンジャロかー？なんとなく小さいなぁって思ってたら、車内アナウンスで「左手にキリマンジャロ」って説明があった。うーん、こっちは右側で残念。でも帰りも右側だし、帰りは右側にキリマンジャロが来る?って帰りの楽しみが増えたと思って納得。が、蓋を開けてみたら、帰り便はダルエスサラーム経由になって空路が変わり、キリマンジャロのかけらも見えず。。。

ザンジバルにも予定通り到着。徒歩でイミグレーションに向かいます。

ザンジバルはこじんまりした空港。記憶が蘇ってきました。どこかで黄熱病の予防接種は不要と読んだけど、空港入り口でイエローカードのチェックはありました。あの注射はホントに痛かった。。。

預け荷物の受け取り場所に荷物の持ち込みに関する注意書きのスワヒリ語あり。上がスワヒリ語、下が正解の英語。スワヒリ語を勉強したといっても、こんだけ難しくなると全く理解できず。

無事預け荷物を受け取り、空港出口でしばし送迎待ち。空港のタクシー手配の人たちが居て（たぶんオフィシャルの人）、いろいろ声をかけられたけど、「予約済みだよ」と言ってかわしまくり。なんと前回と同じドライバーでした。ここで1.5時間のヌングイまでのドライブ。

久々の会話を楽しんだり、少しは理解できるようになった標識を見たり、懐かしい車窓に喜んでたりしてあっという間にヌングイに到着。

ヌングイのホテルは前回と同じくアマンビーチバンガロー。やっぱり一人で泊まるようなホテルじゃないけど、綺麗だし、スタッフは親切だし、WiFiもあるし、日本から最初に泊まるホテルとしてはとっても便利で楽。

荷物を少し整理して預け荷物に付けていた南京錠が行方不明であることに気づく。中に貴重品の類は入れてなく、荒らされた形跡も無かったので、おそらくトランクを投げられたかなんかしたときに外れたんだろうとは思うが。。。トランクの鍵が壊れたので南京錠にしたけど、あまり良くない（簡単に外れてしまう）かなぁと思う。

翌日のダイビングの待ち合わせ時間とか、チェックアウト後の東海岸への送迎時間とかを確認してひと段落。すでに夕方の気配。さっそくビーチへ。
空港からの道中の曇り模様で不安だったけど、いい感じの夕日。ぼーっと眺めて日本時間の慌ただしさからスワヒリ時間ののんびりにシフトしてると、自称ガイドが声をかけてくる。適当に聞き流してからスワヒリ語で返すと、相手の反応が様変わり。世間話したり、お互いに言葉を教えあったりと、面倒な時間が楽しい時間に変わる。スワヒリ語を習って良かったなぁと思うと同時に、もっと覚えたいという欲求も。

夕日が沈むまでぼーっと眺めました。ザンジバルは南半球で冬だから（朝晩は冷えて半袖では寒い、昼間は30度くらい）というよりは風が強いためだと思うが蚊が全くいない。マラリアの注意が不要でこれはとっても楽。日本で買った蚊よけは不要でした。
夕日が沈む様を収めようと思ってiPhoneのタイムラプスを使ったけど、三脚がないと手ぶれが大きいし、何より風が強くて厳しかった。次はせめて三脚を持ってこようと思いました。

日が沈んだー、ビールだー。ってことで、ホテル内のレストランへ。タスカーはケニアのビールだけど、思い入れが強いのとザンジバル（タンザニア）ではなかなか飲めないので、まずはタスカーでいっぱい。ほんと美味しい。

ザンジバルはスパイスが有名。島だからシーフードも当然おいしいってことでエビのスパイス炒めを選択。スパイシーだけどヒーヒーなるほどではなく、ビールによく合う。

当然二杯目のビール。今度はキリマンジャロビール。これも美味い。

一人だとあんまり食べれず、移動疲れもあってパスタで締め。前回美味しかったロブスター入りのパスタ。ただ、前回は甘みと食感がたまらなく美味しかったはずのロブスターの味がイマイチ。うーん、冬場はダメなのかなぁと思いつつ部屋に戻る。

まだ現地時間では20:00だけど、日本時間では2:00AM。疲れもありシャワーをアベてすぐに就寝。