スリランカ02 バンダラナイケ国際空港到着～ニゴンボからバスでダンブッラへ

2014/12/27 - 2014/12/28

12/26金曜夜に成田発、翌早朝クアラルンプールでトランジット、順調にバンダラナイケ国際空港に到着。現地時間は12/27 10時ちょっと前。

バンダラナイケ国際空港はトランジットで何回か来たことはありますが、到着ゲートを通るのは今回初めてでした。

到着ロビーには両替カウンターが並んでいるので、適当なところで二人で40,000円をスリランカルピーに両替。レートは1円=1.05ルピーでした。ほぼ日本円と同じになります。両替カウンターのレートはどこもだいたい同じだそう。

さてここからまずダンブッラを目指すのですが、バスで行きキャンディで乗り換えるか、ニゴンボまで行ってクルネーガラで乗り換えるか悩みながらバス停を探していると、キャンディーまで4000ルピーで行かないかと白シャツに革靴の男性がすごくしつこく勧誘してきました。到着してすぐの現地の洗礼をあびせまくられます。

リアルなスリランカを体験したいのに着いてすぐにタクシーで目的地に向かうのは面白くないので、高いからバスで行くわと言うと、ヘイヘイヘ～イ今はホリデイシーズンで今日はバス動いてないよ～と大嘘をつく男性。歩いても着いてくるしヘイヘイマダムとあまりにしつこいので空港に戻り、警察らしき人にバス停がどこにあるかを教えてもらうと、空港を背にして1本道を渡ったとこにあるよ、ナンバー1と書かれたバスに乗ればよいよとのこと。

探すとバスのマークが書かれた標識のところに男性が一人いたので、ここで待ってたらキャンディまでのバスがくるのかと聞いたら、来るけどいつ来るかわからないよとのこと。やはり南国の人たちはみんなのんびりなのだな。そのうちバス停前に車が停まり、降りて来た男性が俺のタクシー乗らないかと勧誘してきました。ほんとみんなセールスに一生懸命。

タクシー男性の勧誘する言葉を耳にフタをする気持ちでやりすごしていると、今度はスリーウィラーがやってきたのでニゴンボまでいくらと聞くと500ルピーでOKというので乗り込むことに。

しかしこのスリーウィラーのドライバーも当然のように、キャンディまで行くよ、いろんなところを私なら案内できるよと勧誘してきます。いやいやほんとニゴンボまで500ルピーで行ってもらうだけからというと、俺はいつもビッグチャンスはねぇ、いつもこうなんだみたいにぐじぐじモードになる。これには苦笑。

ほんと現地の方達は生活かかってるから、お金を稼ぐのに頑張るのはよーーくわかりました。

このドライバーさんはそんな弱さや人生の愚痴もあからさまに話してくれて、根はよい人なのだなぁと思いました。空港からニゴンボまで500ルピーって安すぎるものね。勧誘がしつこいのでちゃんとニゴンボのバスターミナルまで行ってくれるか不安でしたが、ガイドブックで見たターミナルが見えて来たのでよかったです。

無事に連れて行ってくれたので、ドライバーさんにはルピーではなく消化したかったドル札6枚渡しました。きょとんとする彼。
ちょっと待ってて!!と、近くの人たちに私が渡した紙幣が本物かどうか聞きに行っていました。

いや本物だから。じゃ、ありがとね～とターミナル内へ。

エリア ダンブラ(スリランカ)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: マレーシア航空 スリランカ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: Agoda

ニゴンボのバスターミナルのはじっこに、クルネーガラ行きのバスを見つけて乗り込みました。
席がほぼ埋まらないと発車しないとは聞いてましたが、ほんとなかなか出発しない。

乗り込んで30分ほどでバス発車。

ニゴンボのバスターミナルは結構大きいからなのか、ここからの道はものすごい渋滞でした。なかなか進まない。

車も人もすごい。信号機はない模様。
スリーウィラーや車もどんどん脇から入ってくる。
このエネルギーはすごかったです。

この時はインターシティバスでしたが、だいたい運転手一人と料金を回収する人一人が乗っています。クルネーガラまでは一人150ルピーでした。

渋滞を抜けると、バスのドライバーはどんどん前の車を追い越していきます。ものすごいスピード。
追い越すのは普通のことのようで、クラクションを常に鳴らしてるのですが、追い越すよーと知らせてる感じで怒ってる雰囲気ではなかったです。

写真はクルネーガラのバスターミナル。昼過ぎ頃到着しました。

このターミナルのバス!! すごい熱気です。ここでも街のエネルギーに圧倒される。
電化製品などのお店も並び、人もすごく多い。

このバスターミナルはホテルも併設されてるようです。
クルネーガラはなかなかの都会。ローカルのみなさんは目が合うと微笑んでくれる。ほんといい感じ。しつこくないし。

このターミナルのトイレに行くと、入り口でおばあさんがお金を徴収していました。現地の方達も普通にお金を払っています。

コロンボ空港のトイレにもこういう人たちがいましたが、しつこいので以前はうざいと思っていました。しかしローカルの人たちも支払っているのを見て、これで生計たててるのがよくわかりました。20ルピー紙幣をおばあさんに払うと、10ルピーのお釣りをくれたのには戻ってくると思わなかったのでちょっと驚きました。こんな風に誰にでも平等にお金を徴収する人もちゃんといることがわかりました。トイレは凹むぐらい汚かったけど、まぁ仕方ない。

ちなみにトイレットペーパーはローカルなところではほとんどついてません。日本から持って行くのをおすすめします。

適当なお店に入り、食事。だいたいメニューはカレーとフライドライス。
味は普通。大体昼食は2人で100ルピーぐらい。

外国人がめずらしいのかみんなからじろじろ見られる。

みなさん手で食べているのですが、私たちにはスプーンと白い紙ナプキンを用意してくれました。テーブルに新聞紙を小さく切ったものが置いてあったのですが、ローカルの方たちはこちらをナプキンとして使用しているようでした。これには感心しました。

地球の歩き方の地図にダンブッラ行きのバス停が記されていたので、そこからまたバスに乗り込みました。このバスもエアコン付きのインターシティバス。ダンブッラまでは一人200ルピー。しかし雨も振り肌寒く、はっきり言ってエアコンいらないぐらいの気温。

写真はトイレ休憩で立ち寄ったところ。

こんなところで楽器演奏しながら唱ってます。
というか、手を動かしてたので鍵盤を弾いてるのかと思ったのですが、カバーついてるじゃないですか。

ダンブッラのバス停に夕方到着。
バスを降りると、またスリーウィラーの勧誘がしつこい。

宿泊先を今回agodaで予約していました。

C L N Tourist Guest House
http://goo.gl/AKXjcV

食事なしプラン二人でJPY 3,296。agoda前払いです。

スリーウィラーのお兄さんに、宿をここに予約していると言うと、ほんとか嘘なのか、知り合いのところだしただで連れて行ってくれるというのでお願いしました。その代わり、明日はどうするの??　シーギリアに行くなら案内するよと言います。

こういうとき日本語脳の頭では「あーー考えときます」って言う言葉が思いつくのだけど、英語だとなんと言うのだろう?　ほんとマジでシーギリアまでの移動手段をちゃんと考えてなかったので、電話番号だけ聞いてゲストハウスで降ろしてもらいました。ちなみに停まったところはバス停のすぐ近くで、向かい側にはお酒も売っているスーパーもあり、便利な場所です。

agodaのサイトでは部屋の写真が綺麗な印象に撮れていますが、私たちが案内されたのは北側の恐らく一番じめじめした部屋です。まずカビ臭い。
部屋の写真はたいしたことないので撮っていません。ダブルベットでした。

到着したときは雨も結構降っていて、持って来たさまざまなプリントが湿ってしまうぐらい。パスポートもしなしなになるんじゃないかと思いました。部屋にタオルがありましたが、湿っている…。乾燥機などで乾かしてないようなので仕方ない。ガマンして使用。

あと、トイレの水の流れが悪い…　これには参った。大きい方をしたい場合はどうすればよいのか?

どこに行っても綺麗なトイレなどはなく、やっと出会った水洗トイレはちょろちょろで、まだ旅がはじまったばかりなのにこの先どうなることやらと不安になりましたが…これについては彼が水圧を調整してくれて、事なきを得ました。これが自分一人だったら水圧調整するなんてできないわ。

ただ、このゲストハウスのオーナーは口コミどおりで大変良い人。まったく押し付けてきません。穏やかで、アレンジが必要であればするし、必要なければそれ以上何も言ってきません。

この日の夜は写真左側に見えるレストランでフライドライスの食事をし、道路を挟んで隣のフードショップでアラックとワインとスナック類を買って部屋で呑みました。

ちなみにフードショップ前では、ただでゲストハウスまで連れて行ってくれたお兄さんにばったり会いました。明日どうすることにした?と聞かれたのですが、まだ決まってなかったのでごめんなさいと言ったら、潔く引き下がりました。しつこくないドライバーもいるのだと知りました。

次の日の朝。雨です。部屋の窓からの眺めです。

一応エアコンのある部屋でしたが、肌寒くまったくいりませんでしたが、
部屋がじめじめしてるのでずっとドライモードにしていました。

食事は全くないプランだったので、また向かい側のレストランに食べに行きます。

パンを作っていました。

コーヒーが飲みたくてだめもとで頼んでみたら、あるとのこと。
しかし甘い。ブラックではない。
カップの下の方に沈殿物が多く沈んでいましたが、味はコーヒーそのものだったので、甘くても飲めるのはありがたかったです。

パン4個とコーヒーと水でだいたい200ルピー。


これから荷物をまとめてダンブッラの石窟寺院に行きます。つづく。

この旅行記へのコメント （2）

• さとぴ。さん 2020/04/22 13:03:05

  ヘイヘイマダム～。

  picoさん、こんにちは。
  
  ご機嫌いかが？いいはずないかな。こんなご時世。
  
  旅行の予定も立たず最強ヒマなので、
  って言うと最強に失礼なんですが
  スリランカ 旅行記におじゃましてますm(_ _)m
  
  すごーい。バスで移動してカッコいい！
  個人で行くとセールスが半端ないんですね。
  ヘイヘイへーイって(笑)
  わたしのへなちょこスリランカ と違うわ～。
  
  つづきも全部読みまーす！
  
  さとぴ。

  picotabiさん からの返信 2020/04/22 18:28:51

  Re: ヘイヘイマダム～。

  ぶわははははははははは
  やだーーー　こんな昔の記事に。いらっしゃいませsatopiさん。
  
  読み返すと、誰この人? 状態ですよ笑
  たんたんと書いてるなぁ。。
  
  そしてそしてこのご時世 !!　ほんといかがお過ごし?
  なんか4トラは週末の記事更新と、あとは平日のランチのときに読むのが日課だったんだけど、どこにも行かないから記事なんか書かないし、テレワークだしですっかりSNSばかりをメインに見る日々になってました。が、そーーか。。過去記事を見るという手があったか!!　私も真似してウロウロしよーーっと。
  
  あれから 国内、いや県内ならだいじょぶ!とか思って近場のホテルとか検索してみたりしたけど、イマイチ旅行気分にもならないし、あなたみたいな人がウィルス撒き散らすのよとか言われたりなんで大人しくするしかないね。。こんな自由に旅行してたときが嘘のよう。。(ﾉД｀) ｼｸｼｸ