東京から近い孤島、利島

2014/05/03 - 2014/05/06

この利島で、伊豆七島全島を制覇！　予想してた通り、地味〜な島です。　ここを訪れる大半は釣り人だけだったが、近年はイルカと一緒に泳ぐ「ドルフィンスイム」をしに来る若者が増えています。 我々は釣りでもドルフィンスイムでもなく、利島という島がどんな島なのかを探検に来ました。

エリア 神津島・利島・式根島(東京)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

11：00pm 竹芝よりサルビア丸で出航。

釣り竿、サーフボード、キャンプ道具を持った人々がわんさかと集まってきます。　GWを離島で楽しもうと、ワクワクした思いを乗せて船は出ます♪

特２等。
カーテンで仕切れるのでゆっくりと寝られます。

6：40 利島到着。
以外にも多くの人が降りました。

宿は、寺田屋さん。
釣り船とドルフィンスイムを手配してくれる宿です。

到着した日の朝ごはん。

朝食後、島を散策。

懐かしいポストが健在。

宮塚山を目指す。
道はよく整備されています。

南ヶ山園地。
近くの島々が良く見える絶景ポイントです。

山頂近くの見晴らし台から。
港と集落が見渡せます。

宮塚山山頂。　標高507.6m
ここからは海を眺めることは出来ません。
宿のおかみさんの話によると、ここは私有地だそうです。
以前、役所がこの山を買おうとしたが地主さんとの交渉が決裂したとのこと。　ですから眺望の為の木々の伐採は行われてないようです。

村立利島小中学校。
この島の中で一番広い平地でしょう。
中学を卒業すると子供たちは島を出ます。

民宿「寺田屋」で昼食を注文。
中華丼　９００円。
島にはある食堂は２軒のみなので、宿で昼食を頼みました。

１日目の夕食。
御蔵島と同じく、船が定期的に着岸できない島では以外にも海の幸が豊富には味わえないのです。

夕食後、ドルフィンスイムをしてきた人たちが撮った写真の上映会が食堂で開かれました。イルカを接写出来ていて驚きです。

防波堤。
子ども達が描く絵は癒されますねぇ。

前浜親水レクリエーション施設。
海に囲まれた島だけれど、砂浜はありません。
港の脇でちょこっと泳げるみたいです。

港から宮塚山を眺める。

こういう石垣は島の風情があっていいですね。

２日目の民宿は、「しんき」。

角部屋で、窓から海が望めます。

民宿「しんき」の昼食。
魚のフライ＆カレー。
何の魚か分からないけど、サクサクと美味しかったです。

夕飯。
ボリュームがあって、家庭的な料理。美味しいです。

長テーブルに宿泊者全員が揃っての夕食。
ヨットでやって来たグループ、釣りにやって来た人、大島から仕事で来た人、島で働く看護婦さんらと語らいながらの楽しい夕食でした。

勤労会館。
ボーリング、卓球、DVD鑑賞が出来ます。
観光客も利用できます。

２レーンのボーリング場。
１ゲーム300円

高級そうなマッサージ機もあります。
無料で使えます。
「体重100?以上の人はご遠慮ください。」との張り紙があったが、
受付の人は、優に100?を越えている人でした。。。

郷土博物館。

入口に「土日祝日休館」と書かれています！？
だれの為の博物館？
しかもお昼休みもある？
来館する人はほとんどいないと言うのに。。。

このゴールデンウィーク中は臨時開館されていましたが、
通常9時開館のところ、10：30からの開館。

一度目はお昼休みに行ってしまい、二度目は９時行き、
閉まっていました。　三度目にやっと入館できました。

館内の係りの人は赤ん坊を背負った女性が一人。
受付をするでもなく、説明をするでもなく、ただ留守番をしているだけのようです。　

郷土博物館の中。

島のあちこちに島の子供たち直筆の安全標語があります。

これを読んで歩き周るのが楽しい。

夕日展望台。
ここで星を眺めるのが良いそうだが、夜だと車でないと来られない。

椿と言うと大島が有名だが、椿油の生産は日本一だそうです。
知られていないことだと思います。

島の面積の約80％がヤブツバキに覆われています。

コヒータイム。
もう直ぐこの島を出ます。

この港の近くに砂浜を造成中。
海水浴客を呼び込むため？
公共事業のため？？？

さようなら。　利島。

温泉がない、ビーチがない、お土産屋さんもない（農協にお土産らしきものが少しは売ってるらしいが）のないないづくしの利島。
椿油生産日本一という輝かしい事実があるにも関わらず、世に知られずにひっそりと佇む利島。ある意味凄い島です。