ボホール島へ行ってみた・・（フィリピン）

2013/03/31 - 2013/04/03

何度も行っているセブ島。でも何故かボホールへは未だ行った事が無かった。

そこで、ボートのチケットを買って、行き当たりばったりで行ってみました。

エリア ボホール島(フィリピン)

• 旅行の満足度: 1.5
• 観光: 2.0
• ホテル: 1.0
• グルメ: 1.0
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 船 タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

セブ周辺の島には行った事が有るが、なぜかボホールだけは未だ行った事が無かったので今回行って来ました。

ボートのチケットは、アヤラ・ショッピング・センターとメトロの連結通路（3階か4階）にあるチケット売り場で買いました。

丁度フィリピンはイースターと言う事で、この週はどこも人でいっぱいでしたので、他の所で1週間ほどじっとしていました。

出発の日はイースター最後の日だったので、ほとんど混んでいませんでした。

アヤラからメトロの通路の直ぐ右側に売り場はあります。

少し引っ込んでいるので分かり辛いですが、２ＧＯ（旧SuperCat）という文字が目印。

往復で買ったらタグビラランまで900ペソ位でした。

メトロ側の通路には両替屋もあります。

両替屋と２ＧＯの間には旅行代理店もあるので、ツアーなど探している人には一見するのも良いでしょう。

ＰＩＥＲ４からボート（ＳＵＰＥＲ　ＣＡＴ）が出ます。

私のボートは１１：２５です。

荷物検査は厳重。麻薬犬なのか爆弾犬なのか分かりませんが、クンクンと荷物一つづつ嗅いで居ました。

金属探知機も置いてあり、身体検査もあります。

でも、私は金属が入ったコルセットを腰に巻いていたけど、すんなりと通過。

オイ、オイ、大丈夫かよ〜っ、と突っ込みを入れたくなる様な検査でした。

マニラ行きは一階。

ボホール行きは２階でした。

２０分遅れと言う事なので、ジュースを飲んだり、外にタバコを吸いに出たりと時間潰しに苦労しました。

これがボホール行きのボート。

結局３０分遅れで１１：５５発、タグビララン着が１４：１０。

１時間くらいで着くのかなと思っていたら、意外と時間がかかりました。

船内はガラガラ。

イースターを外して正解でした。

でも、１つ問題が。私は船酔いし易い体質なので少々心配でしたが、今回の船旅では全く問題ありませんでした。

到着した所に案内所が在ります。

ここでツアーの事やホテル、車の手配が出来ます。

私はホテルなど決めていませんでしたが、二〜三か所訊いてもらったら何処も満室。

慌てて空いているホテルを探してもらいました。

明日のツアー（２５〇〇ペソ）もここに頼みました。

他にもデスクが２つあるので、そこで車の手配などできます。

取り敢えずは、トライシクルでジープニー乗り場（オールド・ボホール・ミュージアム）まで２０ペソ。

ところが着いた途端に雨。

暫らく待ったが止む気配は無いし、ジープニーは屋根の上まで人が乗っている位混んでいたので躊躇しました。

バスも中々来ないし、雨は降り続けているし、ボート乗り場まで戻って車に乗ろうかと思案していたら、トライシクルのドライバーが２５０ペソでホテルまで行くと言って来たので、値切って２００ペソでホテルまで連れて行ってもらう。
（現地の人はビーチまで20ペソ）

PANGLAO REGENTS PARK（一泊３０００ペソ）にチェック・イン。

ここに３泊することに決めましたが、愛想が良くないスタッフなど居て、印象は良くない。

金庫も暗号は「１２３４」以外使えないし、暗号の意味無し。

それに、トイレの臭気が部屋に充満している。この匂いは排水溝の匂いではなく、ウン○の臭いかな・・・？
（滞在中、ずっと匂っていました）

取り敢えずは、ビーチへと歩いて６〜７分の距離を歩く。

ウヘ〜ッ、と思わず声が出た。

なんだかチ〜プな所へ来たものだと、落胆しました。

ビーチには、人、人、人で、私が想像していた所とは大きく違っていました。

二日目は一日ツアーを頼んだので、10時に運転手がホテルまで迎えに来てくれた。

この運転手とはセブに戻る日に、タグビラランの港でボ〜ッとしていたら偶然に再会しました。

仕事が無い時は、港でお客を待っているそうです。


写真後ろはPanglao Regents Parkです。

まず初めに向かったのは、バクラヨン教会。

ドライバーによると４百年前以上前の建物だそうです。

ドライバーはガイドも兼ねていて、ボホールについて色々と語ってくれました。

教会の中はこんな感じです。

博物館もあるようですが、そちらは有料。

誰も入らなかったので、私も行きませんでした。

大した物は無いと思います。

次に向かったのは、蝶々の展示館。

入場料３５ペソ。

小さな小屋に蝶々の標本などが展示されています。

蝶々に興味がる人は楽しいかもしれませんが、そうでない人には退屈かも？！

ガイド（係員？）の話を初めはうっとおしく聞いていましたが、蝶々のいろいろな生態を聞いている内に少しだけ興味は湧いてきました。

少しだけですが・・・。

入り口に居る受付嬢です。

彼女と話している方が、数倍楽しかったです・・・。

愛想が良く、楽しく会話を楽しめました。

でも、彼女は二人の子持ちですが・・・。

そして、最大のイベント、ロボック川クルーズです。

フィリピンの友人が、ボホールへ行ったなら是非このクルーズに参加するようにと、強く勧めていました。

このクルーズは、食事をしながら川下りを楽しむというイベントです。

食事代とクルーズ代は４５０ペソです。


食事は写真の通り。

それ程食欲が湧くメニューはありませんでした。

カニも小さく、食べる所がほとんどありませんでした。

食事をしながら暫らくクルーズが進むと、フィリピンの民族舞踊などを見せる岸辺に到着。

バンブーダンスなど見れます。

でも、ダラけきっています。

子供たちも踊っていますが、むしろ勉強はしなくて良いのか、などとそちらの方が心配です（この時期は、学校は休みなのですが）。

伝統舞踊の後継者というよりも、今夜のメシ代稼ぎ的なショーです。

中央に小さな点が映っていますが、これはロンボック川の上をゴンドラや身体を宙吊りにして渡っているからです（ジップ・ライン）

命知らずの方は試してみるといいかも？

クルーズは1時間ほどで終わりましたが、それ程の感動はありませんでした。

次はターシャの保護区へ。

入場料は60ペソ。

なんだかターシャって目付きが悪くありませんか・・・？

夜行性なのに人間たちがパチャパチャと写真を撮って行き、寝ているところを邪魔されて機嫌が悪いのでしょうか？

一匹狼的なターシャはグループでは行動せず、縄張り意識がとても強いそうです。

だから寝る所は、いつも同じ所です。

私にはターシャって、偏屈な頑固ジジイに見えて仕方ありません。
（一人旅しかしない私と同じです・・？）

ターシャのねぐら前には必ず係員が立っています。

だから森の中を探し回らずとも、簡単にターシャは見る事が出来ます。

次に向かったのはチョコレート・ヒル。

長い階段をメタボな身体でヨッコイショと言いながら登ると、展望台に出ます。

丸い丘の形をした丘がボコ、ボコと点在しているのが一望できます。

丘の色が茶色に変わると、チョコレートのようになるのでしょうか？


丘に吹く風が心地良かったのは覚えています。


ツアーは16:00に終了。

代金は2500ペソでした。

今回の旅は正直なところ失敗だなと感じています。

アロナ･ビーチがあまりにも場末な海水浴場的だったのが原因です。

私なりの今回の旅を採点すると：
ホテル・・20点
ビーチ・・限りなく0点（客引きや人が多過ぎ）
食事・・20点（高い割には不味かった）
ボホールの人達・・50点（良い人も居たが、感じ悪い人もたくさん居た）

ボホールで一番美味しかったのは、夜食のBATCHOY味のカップ麺だったかも。ポーク味です。

そこでお口直しにセブ島の北にある、マラパスクア島。

セブ市の北バスターミナルからマヤまでバス。

そこからバンカー・ボートで島に上陸。

綺麗だけど誰も居ないビーチです。

ここには数年前に行きましたけど、今回もこのようなビーチを期待したのですが・・・。


フィリピンにはまだまだ人が少なくて綺麗なビーチがたくさんあるので、もっと素敵な所を探し求めて行きたいです。

この旅行記へのコメント （2）

• 熟年ドラゴンさん 2013/08/07 08:19:22

  akiさん、こんにちは。

  　アロナビーチお気に召さなかったようで残念です。アロナビーチファンのドラゴンです。
  
  ＞私なりの今回の旅を採点すると：
  ＞ホテル・・20点
  ＞ビーチ・・限りなく0点（客引きや人が多過ぎ）
  ＞食事・・20点（高い割には不味かった）
  ＞ボホールの人達・・50点（良い人も居たが、感じ悪い人もたくさん居た）
  
  　アロナビーチはもともとダイバーの為にドイツ人などが開発したところです。観光で行っても楽しくないかも。
  
  　パングラオリージェンツは新しいですが、接客などいまいちですね。素朴な田舎の村が急に観光地化されて立派な建物は出来たが、サービスが追いつかない状況かも。（因みに金庫の暗証は最初１２３４に設定されていて自分で変更するようになっています）
  
  　１０年以上前はダイバーしか訪れない素朴なビーチだったのですが、ここ数年で中国人も団体でやってくるなど俗化されてしまいました。
  
  　どこでもそうでしょうが、良い情報が無いと「高い、不味い、サービス悪い」お店にしか当たらないかも。アロナにも安くて美味しいレストランはありますよ。
  
  　世界中どこでもそうですが、観光客がたくさんやって来るとぼってやろうという輩も出現します。ボラカイの方が客引きは激しいですよ。
  
  　素朴な田舎のダイビング村が最近脚光を浴びて、観光スポットと間違われて大勢やってきてしまった結果、中途半端なビーチになってしまったということでお許しください。（私が謝る筋でもないのですが、アロナファンとして）
  
  　台風やダイナマイト漁で珊瑚もやられているし、ダイビングの方もいまいちになってきたかも。

  akiさん からの返信 2013/08/07 17:33:38

  RE: akiさん、こんにちは。

  感想、ありがとうございます。
  
  アロナ・ビーチが好きな人にとっては、私のブログは不愉快なのかもしれませんね。
  
  私も20年、30年前にボホールへ行くチャンスは有ったのですが、結局行きませんでした。もし、あの時に行っていれば、現在とは違ったビーチが見れたと思います。当時、アロナ･ビーチへ行った友人たちは全員絶賛していましたから。
  
  
  私はいつも一人旅。静かな所を求めて旅をします。
  そういう訳で、今回の旅はとてもではないが、私の好みではありませんでした。
  
  
  ところでドラゴンさんのブログは、何度か拝見させてもらっています。
  いつかフィリピンの街角で、バッタリと出会うかもしれませんね。
  その時は、よろしくお願いいたします。