2008/05/11 - 2008/05/11
17位(同エリア24件中)
旅遊de美食散歩さん
- 旅遊de美食散歩さんTOP
- 旅行記216冊
- クチコミ43件
- Q&A回答4件
- 213,787アクセス
- フォロワー19人
昔から、南蛮貿易の歴史やら隠れキリシタンに関する歴史やらに強烈に惹かれていて、でカステラや金平糖など南蛮菓子と言われるものも大好き♪な私。
自分は日本にやってきたポルトガルの宣教師の生まれ変わりかもしれないと本気で思っていた時期もあるくらいの憧れだったポルトガル。笑
そんな念願のポルトガルにようやく行くことができました。人生初!のヨーロッパ!!です。
vol5は、バスでリスボンからエストレモスへ。目当てはここもポルトガルの国営宿泊施設であるポサーダ宿泊。しかしここはまさしく『城』でございました、いやびっくり!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
5月11日
お天気はイマイチ。『Casa De Sao Mamede』ホテル二階の食堂で、朝食。お屋敷として使われていた当時もここは食堂だったとかで、壁の装飾とかほんと見事でした。砂糖菓子みたいな形と色合い♪
壁のアズレージョも風格があって素敵です。やはり古い邸宅のアズレージョはセンスの良さと風格が違いますね。
だけど朝食は拍子抜けするほど簡単なメニュー。チーズとハムのみ。それに珈琲、コーンフレーク、パンがつくというだけで暖かい料理は一切なし。てっきり後からオムレツとかでてくるのかと思ってましたが、期待は裏切られましたねえ。笑 -
小雨がぱらつく中、ちょっとだけ街をお散歩。日曜日はどこもお休みらしく、開いてるお店ないし、人通りも少ない。みなさん日曜日は何してるのかしら?
お昼用のパンを買おうと、オシャレで目をひいたカフェに入ってみました。
『Pastelaria-Padaria』
Rua Dom Pedro V, 57
二階はペンションになっているみたい。今度はこういうところにも泊まってみたいな〜♪ -
外観も歴史ある佇まいで素敵でしたが、内装がすごい!とてもパン屋さんには思えないくらい豪華!ここって以前はなんだったのかしら??なんか歴史ありそうですが、ガイドブックにものってなかったので結局わからずじまい。
店内にはパンのおいしそう〜な香りが充満していました。パンだけ買いましたが、スイーツも買えばよかったわ〜。 -
それから地下鉄とバスを乗り継いで、エストレモスへ向かうバスターミナルへ。バスに乗って1時間もすると、辺りは牧歌的でのどかな風景に。
お昼は時間が中途半端なので、朝買ったパンですませました。買ったのはソーセージパンとサラミパンとクロワッサンチョコレート。
ソーセージはイマイチでしたが、サラミがすっごくおいしかった!
ちょっとピリッとした味のサラミが入っていて周りはふっかふか。 -
チョコレートクロワッサンは、クリーミーなチョコがはいってるのかと思いきや、中はちょっともっさりとした感じのチョコ餡。どちらかというとあんこみたい。でも甘すぎず、おいしかったです♪
-
到着したエストレモスの街はとても小さくて、ヨーロッパの田舎の風景といった感じ。駅も駅前も恐ろしく寂しくて、当然ながらタクシーはおろかバスもありません。車もほとんど通ってなかったなー。
どうやってホテルまで行くのかしらと思いましたが、歩いていくほか方法はないようで・・・。 -
駅前から小高い丘の上のお城は一目瞭然。迷うことはまずないでしょう。で、スーツケースを引きずりながら、ホテルを目指します。
街中には観光客の姿はゼロ。地元の人ばかりですが、中国系の雑貨屋さんが二軒ほどあって中国人の姿もちらっとみました。
今日は日曜だからなのか歩いてる人もほとんどいません。
途中ちょっと一休みとカフェへよってみました。
『Aguias D'ouro』
Rossio Marques de Pombal, 27 7100-513 Estremoz -
中にはいってみるとなんと和路雪のマークのアイスが!!和路雪ってヨーロッパのブランドだったのね・・・。こちらではやあ!の意味のOLAという名称のよう。
でも売ってるアイスは、マグナムとか北京とまったく同じもの。 -
そして延々続く坂道をえっちらおっちらのぼってようやくお城に到着。
-
エストレモスの宿は、『Pousada De Estremoz -Rainha Santa Isabel』。こちらは13世紀に建てられ、ポルトガル王国第6代目のディニス王とイザベル王妃もここに住んでいたという由緒あるお城。その後改装されてポサーダとなっていますがポルトガルで一番美しいといわれているポサーダだそう。
『Pousada De Estremoz -Rainha Santa Isabel』
Largo de D. Diniz, Estremoz 7100-509, Portugal -
ホテル入口のアズレージョで飾られた階段が素敵でした。ホテルに一歩足をいれると、もうそこは一瞬にして中世の世界。クラシックで豪華な館内に、もう大興奮の私。
でもいわゆるおとぎ話に出てくるシンデレラ城みたいなお城のイメージではなく、どちらかというと静まり返った修道院のような感じ。 -
こちらがロビー。調度品も立派です。
-
こちらはお部屋へと続く廊下。薄暗い雰囲気がまた中世のお城という雰囲気を盛り上げます。
ただあまりに豪華で、おまけに人がいないので少々怖かったりもします。特に廊下の壁にはぼ〜っとしたオレンジの明かりの中に肖像画が浮かび上がったりするので一瞬ひやっとします。笑
セトゥーバルのポサーダは要塞という感じのほうが強く、それに比べるとこちらエストレモスはまさに中世のお城そのまんま。お城の質は豪華だけれど、お城としての独特の怖さもこちらのほうがはるかに強い・・・。 -
お部屋はこんな感じです。床は素焼きのタイル風で素足で歩いても気持ちいい♪
スリッパはなかったですが、セトゥーバルの『Pousada de Setubal - Sao Filipe』と同じ、国営のPousadas de Portugalが運営してるのでアメニティはセトゥーバルと一緒でした。
お部屋はさすがにお城のお部屋だけあって天井が高いし広い!!冷蔵庫はついてました! -
これは上からみたホテルの中庭。素敵な庭園でこんなところでお茶してみたいわ〜。
-
ホテルの隣には、サンタ・イザベル王妃礼拝堂があったのでさっそく行ってみました。
アズレージョは見事でしたが、中の装飾はわりとシンプルな感じ。
王妃として聖女として人々の心に残っている彼女には、伝説や奇跡が数多くあるのだそう。 -
ポサーダ前の広場にはバラをもった聖イザベルの像がたっています。
伝説によると、彼女は内緒で金貨やパンを持ち出して貧しい人々にわけていてそれを王に見とがめられてしまったのですが、王妃が包みをあけると中の金貨がバラに代わっていたのだそうです。 -
夜は、ホテルの隣にあったこちらのレストラン『A CADEIA』へ。ここがお城だった当時、監獄として使われていたところをレストランに改造したそうですが、中はかなりスタイリッシュな雰囲気で、窓がかろうじて監獄だったころの名残を残しているくらい。
『A Cadeia』
R. Rainha St. Isabel, Estremoz 7100-509, Portugal
?:268 323 400 -
まずはサングリアから。店内が暗いので写真がいまいちなのが残念。
酸味の強いサングリアでしたが大変美味!とくに中に入っていた大きなレモンがおいしかった!! -
こちらは前菜。キノコとサーモンの前菜は洒落た盛り付けで目も楽しませてくれました。
-
こちらはアサリのコリアンダー蒸し。コリアンダーがきいててとてもさっぱりでおいしいのだけれど、残念なのはアサリに砂が多いこと・・・笑
-
この辺りの郷土料理に、”Migas de Porco”という炒めた豚肉のうまみをパンに吸わせた料理があって、大変興味をそそられたのでこれを注文したのですが・・・・。
味のほうはなんとも微妙。決してまずくはないのです。おいしくないわけじゃない、んだけどパンはすでにぐちゃぐちゃで原型をとどめておらず
なんだか離乳食を食べているような気分。
数少ないパンをいかに大人数で食べるか、を考えられてつくられたかのようなお料理。なんとも表現が難しい・・・。 -
食後のレモンソルベが爽やかで美味でした♪
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
エストレモス(ポルトガル) の人気ホテル
ポルトガルで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ポルトガル最安
487円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
23