ノーベル賞受賞者のお宿The Grand Hotel インターコンチネンタルグランド

2008/08/10 - 2008/08/20

スウェーデンのストックホルム。さまざまなホテルがありますが、我が家はGRAND HOTELを利用してみる事にしました。

ストックホルムでは一流のホテルらしいのですが、ネット上ではあまり良い評判を目にしません。しかし、ホテルからの旧市街の眺めは良さそうで、何より、かのノーベル賞受賞者の宿泊先になると云う事で「でどんなホテルなのかしら？」と、受賞で泊る事は考えられない＜凡才極まりない我が家＞は、興味本位でこのホテルを選びました。

５つ星のホテルでインターコンチネンタル傘下です。

エリア ストックホルム(スウェーデン)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 船 タクシー 飛行機
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空 スカンジナビア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

グランドホテルと言えばこのレンガ色の部分だけと想像しがちですが、実は右の白い建物までがホテルです。
ホテルの中はまるで迷路のように繋がっています。
（旧市街からホテルを眺める）

入口にはドアマンが待機。

回転ドアです。

正直、貧相な感じがしました。（スミマセン）

スウェーデンの食べ物の中に「スモーガスボード」と言うものがあります。所謂バフェなのですが、ここスウェーデンの流儀がある、ご当地バフェとでもいいましょうか…。
そのスモーガスボードでも、ここグランドホテルは有名らしいですので試してみました。

ホテル１階部分、写真のホテルのガラス部分がスモーガスボードのレストランになっています。

このバフェ、ご当地特有のルールが存在します。

それは、
・一度に色んな種類を取らない(お皿一杯取らない）。
・カテゴリー？毎に取りに行って、座って食べて、また次のカテゴリーを立って取りに行って、また座って食べる。この繰り返し。
・その都度、お皿は新しい物を使う。
・あくまでお上品に。

正直、それならバフェにせずコースの方が良いのでは？と思いました。（＾＾；）
その時に居た現地の方の客層は、グランドホテルだからかとても上品そうなお方ばかりで、バフェごとき（スミマセン）に本当に仰々しい感じで食されていました。

私もまずはオードブル系だけ取りに行って食べてみました。

一通り食べました。

で、感想はと言うと、正直「で？」という感じです…。
土地柄サーモンは生・スモーク・焼等の調理法でどれもおいしいのですが、バフェとしては物足らず、かといってコースにしても繊細差に欠け、私の目には種類の少ない普通のバフェとしか思えませんでした。

旅行した当時の為替レートで換算すると、税サービス込みで１人8000円。円高時期にはその半値にはなりますが、それでも高いなぁ…と思いました。

私には、ラスベガスのバフェの方が良いなぁ…。

それでも、このレストランからの眺めは最高です。
ゆっくりと午後を過ごすのには良いかもしれません。

この日も予約でいっぱいでしたから、人気である事は確かですね。

我が家が利用した部屋は、別館（？）の白い建物でした。
カテゴリーは忘れてしまいましたが、スウィートのひとつ前くらいのカテゴリーだったと思います。
「海の見える部屋（旧市街側）」を重点に置いて選びました。

メインロビーは「撮影禁止」。
宿泊客に配慮しての事です。

こちらはチェックイン後、メインロビーから部屋へ移動中の廊下の一角。

窓辺には生花も。

新館（？）はこの当時で既にリノベーションが済んでいます。

此方がお世話になったお部屋ドア。

黄色い部分が部屋です。
手前が海側（旧市街側）になります。

入口ドアを開けて直ぐ。

その突き当たりからドアを見る。

結構広いサービスルームです。
ここだけで、ちょっとしたビジネスホテルより広いと思います。

サービスルームにあるライティングデスク。

クローゼットの中に冷蔵庫がありました。
アルコールを除いて、ソフトドリンクは全て無料でした。

玄関入って左側にあるバスルーム。
バスタブ右手のスリガラスが独立シャワーブースです。

手前がダブルシンクの洗面所。
前面に鏡で広く見えて良かったのですが、いかんせん私が写ってしまうので中途半端な写真です。

その洗面所から右側にトイレがあります。
なかにもシンクが一つ。
こんなに沢山シンクは要らないような…。

アメニティはロクシタンでした。

玄関ドア右側に部屋があります。

リビングです。
チェストと写真のソファー（3人掛け）と、写真に写って無いですが、１人掛けが２つ有りました。

ウェルカムフルーツです。
こんなに食べないよなー…、と思っても、やっぱり嬉しいものです。
夜、シャワーを浴びた後、少しつまみました。

ベッドはキングが１台。
右の方に少し写っていますが、ダイニング？セットです。
その横に液晶TV（42型程度）があります。

このお部屋は赤で纏められています。
ある時、ＴＶで、日本のノーベル賞受賞者の部屋と言う事で、同じタイプの緑で纏められた部屋を見ました。
ま、だからなんだ？って言う話しでは有るのですが…（＾＾；）
ちょっとだけ、脳みそにご利益がある事を期待して（笑）

因みに、
昼のベッド、部屋が割と広いので小さく見えますが、キングサイズベッドです。
また、高さもそれなりにあります。

ターンダウン後のベッド。

肝心の寝心地ですが、私がベッドには煩い方だからか今ひとつでした。
今まで私が利用した事のあるホテルの、所謂一流どころでは平均以下かなぁ…。
利用した部屋のカテゴリーが低かったのかもしれませんね？

ターンダウン後には、
枕元にミネラルウォーターを準備してくれました。

部屋には小さなバルコニーが付いています。

向こうに見えるのが旧市街。

ベランダから見える景色です。

ストックホルムの旧市街はとてもきれいです。

ホテルからのプレゼントのフレーバーティ。
薔薇花弁等が入ったホテルのオリジナルブレンドで、とてもいい香りの紅茶でした。

利用してみての感想ですが、
この当時の為替レートで1泊10万くらいだったのですが、
お部屋はリノベーション後と言う事もあり、そこそこ綺麗でした。

しかし、スタッフは今一つだと思いました。
やはり北欧は欧州の中では田舎ですので、洗練された感じはありませんでした。
かといって、アジアのホテルの様な気配りも無く、正直お値段ほどは無いのでは？…と思います。

１度、話のタネに利用して見ましたが、もう一回利用するか？と聞かれたら「Ｎｏ」と答えます。