『式部とふじまつり』後編.行列会場編

2008/05/03 - 2008/05/03

９９６年、越前国守となった父・藤原為時と共に
紫式部が一度だけ都を離れ１年ばかり暮らした町、越前市。
今年は紫式部の代表作「源氏物語」が記録の上で確認されてから、
ちょうど千年目の年にあたります。
源氏物語千年紀という記念の年に寝殿造りの庭園と満開の藤の元
５月３日は紫式部公園にて、『式部とふじまつり』が開かれた。
公園内では市華道茶道連盟による野だてや、
十二単（ひとえ）や小袿（こうちき）、
狩衣（かりぎぬ）姿の男女約１８０人が。
平安衣装に身を包んだ市民らが庭園を優雅に練り歩き、
１０００年前の宮中絵巻を再現した。

今年は.サプライズがありました。
平安行列の最後尾に直衣（のうし）と十二単（ひとえ）姿で登場。
公園南側にはフジ回廊が約２００メートルにわたって広がり
まつり観客の祝福を見守りながらフジ棚の下を歩いた。
福井市幾久町のカップルが人前結婚式を挙げた。
百八十人の行列にひときわ華やかな金の衣装の二人が登場する
結婚証明書を受け、指輪を交換。
「生涯にわたり夫婦として助け合うことを皆さまに誓います」
と決意を述べた。

また，語り部の観光案内や約１００店のフリーマーケット、
ミニサーカスなども盛大に繰り広げられ、
それだけに駐車場は，少し離れた小学校へと
大勢の行楽客が大型連休の後半を楽しんでいた。
とても暑い真夏日の様だが優雅な様相を満喫しました。
-------------わたしの旅行ブログ第90回---------------------
旅行名： 式部まつり　前編/フジ回廊を行く
ＵＲＬ： http://4travel.jp/traveler/isazi/album/10238896/
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●とき　　　　５月３日　
●ところ　　　紫式部公園
●会場　　　　紫式部公園、ふるさとを偲ぶ散歩道
●住所　　　　福井県越前市東千福町
●交通　　　　ＪＲ武生駅から車7分
●ドライブ　　北陸道武生ICから国道8号経由で5km10分
●駐車場 　　　あり 但し午前中のみ

エリア 武生・鯖江(福井)

この旅行記へのコメント （2）

• てんとう虫さん 2008/05/07 18:10:55

  綺麗ですね

  まだ、作成中でしょうか。
  女性のアップが良いですね。
  特に表紙の女性が最高です。
  綺麗な画像に一票!!

• さすらいおじさんさん 2008/05/07 12:11:03

  『式部とふじまつり』

  風に吹かれて旅人さん
  
  紫式部が１年ばかり暮らした越前市では『式部とふじまつり』を開催しているのですね。存じませんでした。
  美しい女性たちのＵＰ写真、すばらしいですね。源氏物語絵巻の世界を堪能させていただきました。
  
  私も先日、滋賀の石山寺の紫式部が源氏物語を構想した部屋を見て、式部に思いを馳せていましたが、父の赴任先の越前暮らしは式部の才能を開花させる貴重な時期だったと思います。
  
  大変うれしく『式部とふじまつり』を拝見させていただきました。ありがとうございます。