日がなボルガ河を眺め、雄大なロシアの大地を思った。<br /><br />双方、各々６０万人の戦死者をだし、ナチを撤退させたという「スターリングラードの戦い」に学ぶ。<br /><br />２００５年５月は、連日３０度以上の猛暑で、<br />「これが、あの、寒いロシア？」<br />と、毎日、信じられない気持ちで、街を散策しました。

ロシア１１：　南ロシア　ナチス戦線　「スターリングラード」

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2005/05/25 - 2005/05/28

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エリア

ヴォルゴグラード(ロシア)

ボルゴグラード？
旧名スターリングラード。

「スターリングラードの戦い」は有名だけど、その場所は？
といわれても、知らないのが普通です。

この地図で場所柄をご理解下さい。

なぜ南ロシアまで訪問したか？
ロシアのモータリゼーションの研究と調査のためです。

当旅行記では仕事抜きの純粋な紀行体となっております。

拡大版⇒http://www.geocities.jp/skfdc390/Volgograd.jpg
５月末は、ちょうど、卒業式シーズンで、高校生の娘さん達が、頭に赤いリボンをつけて、おおぜい、街のあちこちを晴れがましく歩いていました。

特に女の子は
「ロシアンビューティー（クラシバヤ）」
にふさわしく、８割以上が美人でした。
ドイツと熾烈な戦いをしたスターリングラードですから、まず、戦争博物館に行ってみました。

「スターリングラードの戦い」という言葉は知っていますが、その実態は、全く知りませんでした。
「人類史上初の原爆は広島に落とされた」ということを知っていても、その実態まで知っている外人は少ないだろう。
自分は、そうしたことと、同じだった。

戦争博物館のわきにたっている
「パブロフの製粉工場」の跡。

広島の原爆ドームと同じように、先の世界大戦の超激戦地のなごり。

その壁には、今だに、おびただしい、弾痕跡と、砲弾跡がみえる。
対ドイツ地上戦につかわれた戦車。

博物館前の広場に、陳列されています。
博物館内に陳列されていた、
「ドイツ・ナチス」が残していった、徽章。
ドイツ軍に銃殺される、ロシア市民の写真。
戦死者の名前が書かれた壁。
「スターリングラードの戦い」の死闘の様子が、パノラマ形式でみられる。

音響効果付きだ。
戦争博物館の前の広場から見る、

母なる大河、ボルガ。
さて、次のみどころは？
チャーターしたタクシー運転手の話では、街の丘（ママエフの丘）に、巨大な戦死者慰霊塔があるという。

行って、見た。
戦死者の墓地側からアプローチ。
墓地の間を歩いて、後ろ向きの「母なるママエフの像」に近づく。

（この像は非常にバカでかい）
イチオシ

スターリングラードの激戦地、１０１高地にたつ
「母なるロシア」現地名：「ママエフ・クルガン」の像。

写っている人間と比べて、その大きさを想像してください。

高さ７２ﾒｰﾄﾙあるそうです。

いや～ッ、バカデカイ！
「母なるロシア：ママエフ・クルガン」の像をゆっくり堪能してから、ホテルに引き返そうと、タクシーを走らせた。

途中、信号待ちの車の列。

道路以上に、車の数が増えている証拠です。
車を走らせていて、偶然、見つけました。

こんなところにも日本食レストランがあった。
「さくら」

お腹が空いていたので、タクシーを停めさせて、この日本食マガイのレストランでトンカツを食べた。

味？

日本食マガイですから、、、
ボルゴグラード駅
夕方になっても、多くの卒業式を終えた、学生さんたちが、ボルガ河畔に、たむろしていた。
市内、どこの街でも、レーニン像は必ずと言っていいほどある。

レーニン像を横にみながら、市内のホテルに帰着した。

今日、一日は、あの「スターリングラードの戦い」の歴史的教材のタビであった。