2008/09/07 - 2008/09/10
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terukoさん
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ベトナムのハノイからオリエンタル急行を模したといわれるヴィクトリア・トレインという豪華夜行寝台列車で中国との国境近くにあるフランスが開発した高原リゾート、サパへ。
サパ随一の高級リゾートホテル、ヴィクトリア・サパ・リゾートは、もちろん東南アジアの他の高級リゾートホテルに比べたらまだまだなところはありますが、スタッフも気持ちよくしっかりしているし、さすが伝統あるリゾートホテルという感じです。
このサパ周辺は、棚田で世界的にも有名なところで、美しい緑が広がっていました。日本では棚田の維持管理が問題になっていますが、このあたりはいまだ機械が入っておらず、手作業だったり水牛だったりが作業しているようで、だからこれだけの棚田が維持できるんだろうなあ、と感心。
それともうひとつ、このあたりで有名なのが、ベトナムの少数民族。サパ周辺は黒モン族が多いのですが、近隣に出かけていくと、赤ザオ族や花モン族にも会えるとのことです。私たちもサパの町なかで黒モン族、車で3時間ほどの場所のコックリーのマーケットで花モン族の人たちに会いました。
気持ち良いハノイからの3泊2日の旅でした。
泊まったホテルは、ヴィクトリア・サパ・リゾート。
http://www.victoriahotels-asia.com/eng/hotels-in-vietnam/sapa-resort-spa
参加したCoclyのツアーはこちら↓でした。
http://www.victoriahotels-asia.com/eng/hotels-in-vietnam/sapa-resort-spa/region-excursions
(この中のCoclyのFull Dayツアーです)
ヴィクトリアトレインはこんな↓感じ。
http://www.victoriahotels-asia.com/eng/hotels-in-vietnam/sapa-resort-spa/victoria-express-train
もうみんな英語のサイトなのが嫌になっちゃいますが、今回やむを得ず、一所懸命、英語読みました(笑)
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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ハノイでのハロン湾での1Dayツアーから帰ってきた夜20:00、いよいよ今日から3泊2日のサパへの小旅行へ。
送迎が付いていないと、このビクトリアトレイン、乗る駅から結構迷うらしいですが(ハノイ駅にはA駅とB駅があるのだそうです。)、今回はお迎え有なので、そういう意味では問題ないです。宿泊していたATSホテルからハノイ駅は車でだいたい15分くらい。 -
駅ですぐにホームに入ってしまいそうな勢いだったので、今日はこの電車、食堂車が付いていないことを知っていた私たち、夕飯を買ってきたい!とガイドさんに訴えて、駅の隣のロッテリア(があるんですねー)へ。普通のハンバーガーだけでなく、おにぎりもどきのライスの塊とかもセットで売っているのがちょっと面白いですが、ともかく、ポテトやハンバーガーを調達して、いざホームへ。
ガイドさんがビクトリアトレインのスタッフの人に引き継いでくれて、そのスタッフさんに案内されて付いていくと、、、まだ発車1時間も前だというのに既に列車の準備はできていました。早速乗っちゃう私たち。 -
ビクトリアトレインは夜行寝台ということで、4ベッドの個室と2ベッドの個室があります。私たち、片道+5000円を支払って、2ベッドの個室を予約してありました。
で、案内してくれたスタッフさんが部屋まで案内してくれて、疑うこともなくその部屋に入ったんですが、なんとなく、チケットの座席番号と部屋の番号が違うんですよねー。それも全然違うんですが(部屋番号は2桁、チケットは1桁)。でもま、どうやら来た順に端から順番に案内するみたいです。最後までとりあえず問題はありませんでした。 -
ビクトリアトレインの個室寝台は、日本の列車の個室寝台も真っ青なくらいの豪華客室。ミネラルウォーターも付いて、満足。トイレもきれいだし、いい感じです。本当のところ、昨晩泊まったハノイのATSホテルよりよっぽど立派です(笑)。
そうして、ビクトリアトレインでの夜は更けていきました。 -
朝6:15、列車のスタッフが扉を叩いて起こしにきました。(もちろんこちらもう起きてますが)。6:30に降りる予定のラオカイ駅へ到着する予定なのですが、時間になっても駅に到着する気配がありません。あれ?
で、結局、ラオカイに到着したのは7:30でした。雨だったからか、時間調整しているように感じたのは本当に時間が遅れているだけだったみたいです。。1時間遅れ。まあいいけど。なんでもラオカイは8月中旬に台風が直撃してかなり被害があったようです。そのときにはこのハノイ−ラオカイ間の列車もストップしたとか。きっと今日も雨だし、徐行運転していたのに違いありません。ともあれ、ベトナム時間はそんなことは気にせずに、ゆっくり過ぎていきます。
ラオカイ駅に到着すると、今晩泊まる予定のビクトリア・サパ・ホテルのスタッフが迎えにきてくれていました。ちなみに昨晩のビクトリアトレイン、ビクトリア・サパ・ホテルに泊まるお客様しか乗ることができないので、スタッフもそのままスムーズに引き継いでくれます(はぐれた場合は、改札口を出たところ、正面左の方に、「ビクトリア・サパ・ホテルへようこそ」みたいな看板が出ています。 -
しかしラオカイ駅、お迎えとか物売りとか、バイク・タクシーとかで駅前は一杯。そんな人ごみをかき分け、ビクトリア・サパのミニバスへ。
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スタッフの説明によると、ラオカイ駅からビクトリア・サパ・ホテルまでは40分、とのことでしたが、実際は1時間くらいかかりました。
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このあたりは棚田でとても有名なところで、もともと私たちがサパへ行こうと思ったのも、ヴィクトリア・トレインの存在と、この棚田の景色を見たい、と思ったことがきっかけでした。
はたして、素晴らしい棚田が続いています。 -
ホテルに到着すると、本当は14:00からしか部屋には入れないのに、ホテルのレストランで朝食を食べたあと、部屋に案内します、とのこと。ラッキー♪
というわけで、なぜか自然にホテルのレストランの朝食16USドルをいただくハメに陥り、その後、部屋へ。 -
ホテルの外観も中も、素朴ながら雰囲気よく、高原リゾートの気分満開です。
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こちらはホテルのフロント付近。
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そして部屋の中。
ちょっと休憩している間に、外は大雨。。。
ともあれ、お昼ごろから、サパの街中へ出かけました。 -
ホテルで傘を借りていったので、泊まっているのがビクトリア・サパだとバレバレ(笑)。そのせいか、街中にうろうろしている黒モン族の女の子たちが、お土産を片手に、買ってくれとさんざん付いてきます。。
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街中のレストランでパスタを食べ、お土産屋さんを少し冷やかして、ホテルに戻りました。ちなみに、サパは本来、日曜日のバックハーのマーケット目当てに来る観光客が圧倒的に多いので、それが終わった後の月曜日は、街なかがガラガラです。まして雨。観光客は極端に少ないので、寄ってくる黒モン族の女の子たちはほんの少しの観光客に群がってました。。。
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ホテルでは夕方、アロマテラピーのスパ。日本だと60分のアロマって、8,000円〜10,000円くらいすると思うのですが、こちらでは45USドルでした。そうそう、サパとか、昨日行ったハロン湾とか、ベトナムドンよりもUSドルの方が普通だったりします。料金の表記がみんなドル。ドンももちろん使えないわけではないのですが、レートがあまり良くありません。。というわけで、行くときはドルを持っていくことをお勧めします。。。
ともあれ、そして夕食はホテルのレストランで。 -
夕飯はトラディッショナルなチーズフォンデュにしました。パンとじゃがいもと、ピクルスと小さい玉ねぎ。2人で44USドル。本当はそれにデザートも頼もうと思ったのですが、とても食べ切れる分量ではありません。というわけで、チーズフォンデュとワインで満足。
夜は部屋でゆっくりしました。 -
今日はラオカイの先にあるコックリーという町のマーケットへ行きます。少数民族が集まってくるマーケットだそうで、本当はこのあたりでは日曜日に開かれるバックハーというところのマーケットが有名なのですが、残念ながら今回日曜日には来られなかったので、火曜日に開かれるこのマーケットへ行くことにしました。
この近辺のこういった少数民族のマーケットへは、基本的には旅行会社などのツアーで行くのが普通です。というわけで、ホテルのツーリストで火曜日オンリーの「コックリーツアー」に昨日申込。このツアーは、コックリーがラオカイよりもさらに先にあるので、ホテルを朝8:00に出発して、コックリーへ行って、それからラオカイ駅で降ろしてくれるのだそうです。
というわけで、朝8:00前にホテルをチェックアウトして、荷物を持って、いざコックリーへ出発。 -
今日のツアーは私たちだけのようで、ジープで迎えに来てくれました。プライベートツアー状態。
まあこんなところでは当然でしょうが、日本語ガイドなんていうものはなく、英語のガイドさん。かなり流暢に英語は話してくれますが、こちらが流暢な英語を聞き取れません(^^;; というわけで、どうなるんだろ状態でツアーは始まりました。
サパのホテルからラオカイまでが約1時間、さらにコックリーまではその先、舗装されていないダートな凸凹道路を走ること約2時間。車は飛び跳ねながら(笑)、なんとかたどり着きました。 -
近づいて来ると、道端にも明らかに少数民族の花モン族だとわかる服を着た女の子やおばさんたちが歩いていました。コックリーのマーケットは、それほど大きい規模ではないですが、どうやらこういう花モン族の人たちが普段いろいろな雑貨や食料を買いに来るマーケットのようで、売っているものも観光客向けのお土産も少しはありましたが、基本的には野菜とか肉とか、鍋とか雑貨とか! 味の素なんかも売ってました。
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そしてそういう品物を買っているのが花モン族の人たち。黒モン族とか赤ザオ族も来る、とホテルのツーリストの案内には書いてありましたが、他の部族らしき人は見当たらず、ひたすら花モン族。そして彼らは、売りに来ているわけではないので、私たち観光客には見向きもせず(昨日のサパの街なかとは大違い)、一所懸命、買い物に熱中してました。花モン族の人向けの衣装を売っている店なんか、花モン族の女の子のお客さんたちで一杯。
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そして適当に買い物なんかしながら、コックリーのマーケットを後にして、次に向かったのは、脇を流れている川の岸辺。ボートで下流へ向かうのだそうです。たしかにあの凸凹道を車で飛び跳ねながら走るよりは、ボートの方が早そうです(笑)。
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ボロくて沈みそうな船に乗って、進むこと1時間。
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周辺は滝あり、水牛が水浴びしていたり、子どもたちが遊んでいたり。
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車よりもだいぶ早く下流の船着場に到着しました。そこの小さなレストランでランチ。
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そこから車に乗って、ラオカイへ戻ってきました。
ラオカイの街なかに入る前に、中国との国境だという橋のあたりを見学。 -
歩いて国境を渡れるということで、結構渡っている人がいました。観光客っていうよりは、普段から毎日通ってます、みたいなおばさんとか。物売りに来たりしている人が結構多いそうです。
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で、16:00前にはラオカイ駅の前に到着してしまいました。電車は21:00発。駅前のレストランで出発を待ちます。ひたすら待ちます。というわけで、今、そのレストランで電車を待ちながら、これを書いています。。。
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その後、やっと電車の出発時間。ハノイの駅では1時間半くらいに到着してもすぐにホームに入れましたが、とりあえずこちらでは1時間前くらいから改札口が開くということなので、一応、1時間15分前くらいに駅に向かいました。実は駅前の待っていたレストランの関係者の方がご親切にも駅まで荷物を運んで案内してくれました。駅の入口のすぐ右隣にビクトリアトレイン用の待合室があって、その前くらいにビクトリアサパ・トレイン用の停留所みたいな看板が出ています。そこに列車スタッフの人たちが待っていて、そこへ行くと待合室に案内してくれました。
待合室で待つことさらに30分強。スタッフが改札口経由で列車まで案内してくれました。今日の列車は食堂車も付いているということで、行きのときは各個室にスタッフの女の子がルームサービスの注文を取りに来ましたが、こちらは食堂車のご案内があってとりあえず終了。
ワイン飲みに行こうと思いましたが、結局、疲れて寝ちゃいました。
朝は行きと同様、到着45分前に列車のスタッフが各扉を叩いて起こしに来てくれます。ハノイ着はこちらは行きと違って、ちゃんと予定どおり。6:00の到着でした。
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