2006/07/29 - 2006/07/29
86位(同エリア216件中)
ウナデンさん
赤峰を出発し、最初の目的地まで約300キロという長いバス移動が始まった。
途中ではいくつもの町を通り、見渡す限り続くとうもろこし畑を眺めながら進んだが、高速道路から一般道に入ると途端に道路が穴だらけでノロノロ運転になる。
道路は舗装された道路であるが舗装が破れて穴だらけ。
原因は近くで高速道路の建設が進んでいて、そのためのダンプが数珠繋ぎで走っている。そのダンプの積荷が半端な量ではない。ダンプの積荷の部分を高く改造して山のように積んで走って来る。
これで道路はたちまち壊れて穴だらけになってしまう。
びっくりしたことは今ひとつあって、今回行こうとしている遺跡には、現地ガイドも、運転手も行ったことがないと言うことが判明。だから途中で道を聞きながら進んできた、そして挙げ句の果てに途中の農道のようなところでバスでは入れないと言うことがわかった。
そこで地元ガイドおよび添乗員は慌てて地元の人に、車の調達を依頼、田舎のことなのでなかなか見つからない。地元の人が友達の友達をつてにようやく3台調達してくれた。
それに分乗してようやく前に進んだ
未舗装の道は進むほど悪くなり、土煙を上げながら山合いへ入っていく。
先に進むほど道はひどくなり、車は上下左右に大きく揺れながら進んだ。
ようやくたどり着いた先には、遼代の史跡を守る小さな建物があった。
しかしそのコンクリートの建物には入り口がない、唯一窓が一つだけあった。その窓から入るのだという。
本当に大丈夫かと思って中に入ると、その内部には真ん中に大きな石窟があり、周りの壁には人物や鳥などを描いた数々の壁画が残されていた。
中は真っ暗で、懐中電灯の光を頼りに見学したが壁画そのものは見事なものであった、千年近い時を経た壁画が今も残っていることに驚かされた。
この遺跡はまだ非公開で準備が整っていないと言うことであった。
見学後は町に戻り、地元の食堂で昼食をとった。店の人たちはとても人懐っこく、最後には皆で見送ってくれた。
その温かな交流が心に残った一方、帰路では車のトラブルもあり、次の見学地に着いた頃にはすっかり暗くなっていた。長い移動と悪路に苦労しながらも、遼代の歴史に触れることができた印象深い一日であった。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
赤峰市内を出発し、バスで最初の目的地へ向かう。
目的地までは約300キロ、早くも長い一日の始まりである。 -
途中、いくつもの町を通り抜けていく。
広い道路には車だけでなく自転車も走り、沿道には商店が並んでいた。 -
途中にはドライブインのような施設がほとんどなく、トイレ休憩の場所を探すのにも苦労した。
町中でようやく休憩を取り、再び長い道のりへ出発した。 -
見渡す限り、とうもろこし畑が広がっていた。
どこまでも続く広大な農地に、中国大陸の大きさをあらためて感じた。 -
途中で、この先は大型バスでは進めないことが分かった。
そこで乗用車を手配し、目的地へ向かうことになった。 -
乗用車に乗り換え、未舗装の砂利道を進む。
車は土煙を巻き上げながら、山あいの目的地へ向かって走り続けた。 -
やがて、山羊を放牧している一軒の農家の近くまでたどり着いた。
人里離れた山あいにも、穏やかな暮らしが営まれていた。 -
その先に、小さなコンクリート造りの建物が現れた。
掲示された文字から、ここが遼代の祖州石房に関係する史跡であることが分かった。 -
建物に掲げられた案内板には、「全国重点文物保護単位」と記されていた。
遼代の祖州城に関係する、国の重要な史跡であることが分かる。 -
内部は真っ暗で、懐中電灯の明かりを頼りに見学した。
中央には石窟があり、その周囲の壁には人物を描いた壁画が数多く残されていた。 -
壁面には、楽器のようなものを手にした人物など、さまざまな姿が描かれていた。
暗い石窟の中に、長い年月を経た壁画が今も残されていることに驚かされた。 -
壁面には、翼を広げて飛ぶ鳥と、周囲を漂う雲の文様が描かれていた。
色彩は薄れているものの、当時の繊細な表現が今もよく残っていた。 -
傷みは見られるものの、人物の表情や衣服、手にした道具まで丁寧に描かれていた。
千年近い時を経ても残る壁画に、遼代の人々の姿が身近に感じられた。 -
壁画には、男女と思われる二人の人物が並んで描かれていた。
傷みや剥落はあるものの、顔立ちや衣服、手にした器の形まで、はっきり見ることができた。 -
正式な出入口がなかったため、地元の管理人に立ち会ってもらい、窓から出入りすることになった。
女性たちも順番に窓枠を越えて、慎重に外へ出た。 -
周囲には畑が広がっていた。
中国では、このような古い遺跡がまだ地下に数多く眠っており、土地開発の際に発見されても、すべてを十分に保存・管理するのは難しいとのことであった。 -
町に戻り、地元の食堂で昼食をとった。
店の人たちはとても人懐っこく、温かく迎えてくれた。 -
食堂の皆さんが総出で見送りに出てくれた。
旅先で触れた温かな人情が、心に残るひとときとなった。 -
再びバスは長い道のりを走り続けた。
各地で道路工事が進められる一方、明らかに過積載と思われる大型ダンプが猛スピードで行き交い、すれ違うたびに怖さを感じた。 -
途中で車のトラブルがあり、予定より大幅に遅れて次の見学地へ到着。
すでに辺りは真っ暗で、立派な門もほとんど見ることができなかった。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
20